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斜線の引き方・斜線の正しい向き・ワードのセルに斜線を引く方法

更新日:2024年01月11日

一般的には斜線を引きたい場所にポイントして右クリックで書式設定→枠→グリッド線の指定→斜線で解決しますが、ソフトウエアの設定次第では上部のツールバーと呼ばれる場所に書式設定が隠れてしまう場合もあります。この記事では斜線の使い方、入力法などを詳しくご紹介します。

以上をまとめますと、「簿記」や「帳簿」といった「統計などの重要な情報を総じて書き記す」書類も「一般書類」も、「斜線」を引く時には「右上から左下」の引き方で良いでしょう。

Wordのセルに斜線を引く方法!

インターネットやパソコン上で使用できるアプリケーション「Word(ワード)」ですが、「Word」では「文字や数字記号の入力」をして「書類作成」などが行えます。

「文字などを入力して文書作成をできる」ということは、その中で「修正を要する部分」が出てくる可能性もあります。「Word」上で「修正部分」が生じた時には、どのように「斜線」を引けば良いのかをご紹介していきます。

Wordのセルに「斜線」を引く方法

Word2013での方法になります。

①斜線を引きたいセル(入力画面上にある複数の四角)をクリックします。
※マウスポインターが矢印の形をしている時にクリックする
②ホームをクリックします。
③罫線の▼をクリックします。
④線種とページ罫線と網かけの設定をクリックします。
⑤罫線タブをクリックして、次項目を指定した後、OKをクリックします。
⑥種類ボックスから、任意の線を選びます。
⑦プレビュー欄から任意の斜線(右下がりor右上がり)を選びます。
⑧設定対象ボックスからセルを選択します。
※プレビューで線の確認もする
⑨罫線タブをクリックして、各項目を指定した後、OKをクリックします。

以上の操作で、Wordのセルに「斜線」を引くことができます。手数が多い印象ですが、何度か「斜線を引く手順」を行うことで、そのうち慣れてくるでしょう。

セルの「斜線」は「左上から右下」?

抹消する箇所がエクセルやスプレッドシートのセルであった場合、「左上から右下」に向けて引くのが基本です。「空白線」を引く場合も、「左上から右下」と言われています。「右上から左下」が常識とされているのに、コンピューター上では「左上から右下」が基本になっているのは、コンピューターシステム上「左上から右下の斜線しかできなかった」からだと考えられます。

現代は「右上から左下」の「斜線」も引くことができるため、「右上から左下」でも良いです。校正や余白線において、大事なことは「それは消すものであることを示すこと」であり、「斜線の向き」ではないと言われています。結局は「向きはどちらでも良い」ということですが、多くの場合は「右上から左下」の引き方をされることが多いです。

斜線付きの0はどうやって入力する?その方法とは

「斜線」が付いた「0」は、通常の入力では出てきません。スマートフォンなど携帯型の端末で入力することは難しいのですが、パソコンやパソコン同様に使えるiPadでは「0」に「斜線」を付けることができます。少々手間とも言えますが、その方法をご紹介します。

フォント変更を利用する

「0」を入力して、フォントを「Consolas」に変更すると「0」に「斜線」が付きます。「斜線入り0」は「左上から右下」に引くことが一般的で、「0」の中に「斜線」が収まっていることが特徴です。「0」の線から、「斜線」が突き抜けるように出ることはありません。

「O(オー)」と「0(ゼロ)」はどちらも斜線を付けた文字が存在しますが、区別は「斜線入りO」は「Oから斜線が突き抜けるように出る」が、「斜線入り0」は「0から斜線が突き抜けるように出ない」点でできます。

斜線が入った文字がある?その名称は!

「斜線」が入った文字は、「斜線入り0」だけではありません。日本では馴染みのないものが多いとされますが、世界の文字を見ると「斜線入り」な文字をいくつか発見することができます。では、それはどのような文字なのか。ご紹介していきます。

Ø

「Ø」は、アルファベット「O」に「ストローク」という「斜線」が付いた文字です。小文字では、「ø」になります。「ストローク」とは「必ず文字に付けて使用する斜線」のことで、単独で用いられることはありません。名称は、英名で「ストローク付きオー」または「スラッシュ付きオー」と呼ばれます。

使用される言語圏は、デンマーク語・ノルウェー語・フェロー語・南部サーミ語です。ラテン文字であり、国際音声記号でもあります。発音は「オ」と「エ」寄り中間くらいの音で、どちらかと言えば「エ」寄りな感じです。

入力方法ですが、変換には出てこないため、IMEパッドの文字一覧を利用します。「右クリック→IMEを開く→ひらがな入力で0を入力→F5を押す→文字一覧にØが表示されるのでクリック→先ほど入力した0が残っているので消す」の手順で完了です。小文字入力は、文字一覧「Ø」の2つ下にいます。

ł

「ł」は小文字で、大文字では「Ł」と表記します。これは「L」に「クレスカ」と呼ばれる「短めの斜線」を付けた文字で、ポーランド語においてラテン文字と共に使用されています。名称は「エウ(eł)」と言い、カシューブ語・ソルブ語・ベラルーシ語におけるラテン文字の表記法(Łacinka)でも用いられています。パソコンにおける入力方法は、以下の通りです。

「ひらがな入力でL(画面上では小文字の状態)を入力→F5を押す→左側にある文字カテゴリフォルダの中からラテン拡張Aを選択→U+0140の2にあるłをクリック→先ほど入力したLを消す」の手順で完了です。大文字「Ł」は、文字一覧「ł」のすぐ左にいます。

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初回公開日:2018年04月18日

記載されている内容は2018年04月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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