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「ご一読」の意味や使い方とは?類語や言い換え表現・英語表現も紹介

更新日:2024年03月28日

ご一読という言葉の意味をご存じでしょうか。この記事では、ご一読についての読みや意味、使い方を紹介します。また類語、言い換え表現、英語表現を知ることもできます。ビジネスシーンに役立てたい方だけでなく、言葉に興味がある方にも有益ですので、チェックしてみてください。

お目通しください

「お目通しください」は、ご一読くださいの言い換え表現として使うことが出来ます。読みは「おめどおし」ですが、文脈によっては「おめとおし」と読むほうがスムーズな場合もあり、必ずしも間違いではありません。

意味は、最初から最後までざっと目を通してください、になります。ざっととあることから、ご一読くださいと同様に、短時間で読んでほしいときや、一通り内容に目をとおしてほしい時に使います。熟読が必要な場面には適さない表現なので、注意しましょう。

ご査収ください

ご査収くださいは、丁寧な表現の項目でも紹介しましたが、ご一読くださいの類語でもあります。

「ご査収」というのは、よく調べるという意味の「査」と、おさめるという意味の「収」に接頭語の「ご」がくっついた言葉です。そのためご査収くださいの意味は、内容をよく確認してお受け取りくださいになります。

この意味でもわかるとおり、ご査収くださいには「相手が内容を確認して受け取るものがある時」に使う表現になります。目を通すことにとどまる、ご一読くださいと違い、相手に受け取るものがあるというのがポイントです。

「ご一読」の英語表現

ご一読を英語で表現すると、どんな言葉になるでしょうか。これまでは日本語での意味や使い方などを解説しましたが、最後はご一読の英語であらわした場合、どういった表現があるのかを紹介します。

馴染みのある言葉からそうでないものまで、いくつかピックアップして解説していきます。ぜひ参考にしてください。

skim

skimという言葉には上澄みをすくう、すくい取る、かすめるなどの意味があり、拾い読みをする、ざっと目を通すといった使いかたもします。

読むという意味で使う場合は、skim a ~でざっと読む、走り読みするなどとなります。また後述するthroughとくっつけて使うこともでき、skim throughとすることで拾い読みする、流し読みする、ざっと読むといった意味になります。

read

readは、読むの意味を表す英単語として、もっとも一般的でしょう。読む以外にも知る、学ぶ、理解する、見抜くといった意味があり、場面に応じて様々に使用できます。

使い方の一例としてread a~で、~を読むまたは~を読み取るや、読み上げるという意味のaloudやout loudをつけてread aloudやread out loudとすることで、「音読する」の意味になります。

readを使って、ご一読くださいを英語表現する場合は、頭にPleaseをつけてPlease readとすることで「読んでください」となり、これがもっとも意味の近い表現といえるでしょう。

read through

read throughには「通読する」「読み通す」「一読する」などの意味があります。throughは元々「空間を通過して」などの意味ですが、比喩的表現として「通過する・通る」が広く使われており、それがreadとくっついてread throughになることで「通読する」「一読する」などの意味になります。

read throughだけでも問題なく使えますが、pleaseと組み合わせてplease read through it.とすることでも、ご一読くださいの意味で使うことが出来ます。

look through

throughがついた表現としてlook throughというのもあります。look throughには「一通り見る」「調べる」「見て見ぬふりをする」などの意味があり、本や書類に使う場合は「全体的にざっと目を通す」になります。

lookは「視線を向ける」という意味で、何かを意識して見る時に使うため、先述したread throughに比べると、見るニュアンスが強くなります。どちらも一読を意味する表現ですが、readとlookの違いを念頭に、場面に応じて使い分けるのもよいでしょう。

「ご一読ください」の使い方や言い換え表現を知ろう

「ご一読ください」の意味は、「一通り読んでみてください」や「目を通してみてください」ということです。

本記事で「ご一読ください」の意味や使い方がわかったのではないでしょうか。

使い勝手の良さそうな表現でも、意味を知らないまま使うと、思わぬところで足をすくわれることにもなりかねません。

ぜひ、本記事を参考にして、「ご一読ください」を活用していきましょう。

初回公開日:2017年07月06日

記載されている内容は2017年07月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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