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「以後気をつけます 」の使い方とは|類語や例文もあわせて紹介

更新日:2024年03月09日

「以後気をつけます」と言う際、気を付けることや類語はご存知でしょうか。本記事では、「以後気をつけます」の色々な言い換え方から、「留意いたします」との違いについてなどを紹介します。「以後気をつけます」の使い方について疑問があれば、是非チェックしてみて下さい。

「猛省」とは「きびしく反省すること」を意味し、「以後気をつけます」に含まれる「今後注意します」のような意味合いはありません。

謝罪の度合いで比較すると、「猛省」の方がより深く反省していることが伝わります。また、「以後気をつけます」は反省の色がないように見られる可能性があるため、問題や過失の大きさによって言葉を選ぶ必要があります。

肝に銘じております

「心や魂が宿る場所」を表す「肝」に「命令する」を表す「銘じる」を合わせた言葉です。「銘」は「金属や石に刻むこと」を表すため、「心に刻みつける」という意味になります。

同じような意味のある「以後気をつけます」と比較すると、より強く反省している印象を与えられます。

二度とこのようなことはいたしません

反省を表現する「以後気をつけます」の類語の中では、かなり強い意思が感じられる言葉です。「二度としない」とはっきり公言することで、これからは常に気を引き締めた行動を心がけようという気持ちが伝わります。

その場しのぎの軽い謝罪ではなく、心から反省して失敗を繰り返さないよう悔い改めている印象が与えられます。

失礼いたしました

ビジネスシーンで使われる謝罪の言葉には、「申し訳ございません」や「お詫び申し上げます」、「深く反省しております」などさまざまな種類がありますが、「失礼いたしました」には問題や過失そのものに対する謝罪の意味が含まれていません。

「失礼いたしました」は、礼儀を欠く振る舞いをしてしまったり、相手より先にその場を去ったり、仕事の依頼や何かを尋ねたりする場合に使う言葉のため、適切な使い所を理解しておきましょう。

「以後気をつけます」の敬語表現

すみません、気をつけていたのですが忘れていたようです。これからも気をつけます。と言うニュアンスに使われている「以後気をつけます」は果たして敬語表現として正しいのでしょうか。謙虚な反省を表す綺麗な言葉ですが、責任のない軽い言葉にも受け取れます。

そんな以後気をつけますは誤解を招くこともあります。敬語と言う意味合いに受け取れない人も多くいるのは一般的に誰もが気軽に使っているからではないでしょうか。

確かに、語尾のます調がついているので敬語なのでしょうが、人により受け取り方がさまざまなです。

英語などでは表しにくい、今後このようなことがないようにとの謝罪と充分に留意いたしますので、今後の取組み方、なにとぞご容赦いただきたくの許しを請うなど、さまざまな思いが詰まった日本独特の表現方法でしょう。

「以後気をつけます」と「留意いたします」の違い

「留意(りゅうい)」には「心に留める」という意味があり、「気をつけておくこと」や「忘れないで欲しいこと」のような「気に留めておいて欲しいこと」を強調する際に使います。

「以後気をつけます」には「注意する」という意味合いもあるため、危険なことや悪いことに警戒する、ひとつのことに集中して用心するといった使い方ができます。

そのため、「以後気をつけます」の方が意識を集中させて警戒しているニュアンスを伝える場合に適していると言えるでしょう。

「以後気をつけます」の英語表現

「以後気をつけます」を英語表現すると、「I will take care in future」になります。「will」や「would」を使うことで丁寧な表現になるため、謝罪する気持ちが伝わりやすくなるでしょう。

「今後はもっと気をつけます」は「I will be more careful in future」となり、気をつける程度がより高まります。

メールで「今後は、このようなことを繰り返さないように、気をつけてまいります」を英語表現する場合は、「I will do my best not to repeat such a thing ever again」となります。

敬語表現がないとされる英語ですが、場面に合った表現方法を選択することで思っている気持ちを伝えられるでしょう。

「以後気をつけます」の正しい使い方を理解しよう

「これからは気をつけます」という意味を持つ「以後気をつけます」について紹介してきました。類語と合わせて把握することで場面に適した使い分けができるようになるため、上手に活用できるように覚えておきましょう。

初回公開日:2017年07月11日

記載されている内容は2017年07月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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