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「ご活躍」の意味と使い方・例文・「ご健勝」との違い|年賀状

初回公開日:2018年04月09日

更新日:2020年08月14日

記載されている内容は2018年04月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

皆さんこんにちは、今回は「ご活躍」の意味と使い方・例文・「ご健勝」との違いと題して、「ご活躍」という言葉の正確な意味や用法、またさまざまな分野で扱われる「ご活躍」の用例についてご紹介します。ビジネス用語でも多く使われる言葉なので、ぜひご参考にしてください。

「ご活躍」の意味と使い方・例文

「ご活躍」という言葉は主に「相手の働きの調子が益々今後に向けて上がっていくこと」を祈念した言葉として認められ、その語形では「御(ご)」という尊敬語が付き、さらに「ご活躍お祈り申し上げます」などと表現全体の敬語表現をもって伝えられるため、その敬語表現の度合いは最上級のものと認められます。

・益々のご活躍をお祈り申し上げます。
・今後に向けましての益々のご活躍、わたくしともども祈願しております。
・益々ご活躍のことと存じます(存じ上げます)。
・ご安泰とご活躍をお祈り申し上げます。

このように、主に多くのビジネスシーンで使われる「ご活躍」という言葉ですが、特にビジネスシーンでも改まった公式の場面において使われることが多いです。会話のやり取りとしては、主に目下の人から目上の人へ向けて話される場合の表現になります。

「ご活躍」が使われるタイミング

「ご活躍」という言葉がビジネス上のやり取りで使われる場合、挨拶代わりの言葉として使われる場合と、これから新しい企画を立ち上げようとする場合、また新春などの新しい節目を迎える場合などに使われ、主に「目上の相手に敬意をもって伝えられる励ましの表現」として認められます。

ビジネス上のやり取りだけでなく、プライベート(日常生活)でも多くの場面において使われており、特に改まった公式の式典・礼典などにおける挨拶文など、特定の相手に対する敬意を示す挨拶文として使われる場合があります。

今後のご活躍

「今後のご活躍」という言葉を使う際には、主に「挨拶文」と「何らかの新しい事業を立ち上げる場合」などに際し、その目上の相手に向けて送られる手向けの言葉としてよく使われます。

・今後のご活躍を期待いたしております。
・今後、一層のご活躍を期待しております。
・今後、益々のご活躍を期待しています。
・今後のご活躍におきまして、益々のご健闘を祈念しております。

「期待」という言葉を使う際には、その「相手の活躍をもって、自分のためにも何らかの利益をよろしくお願いいたします」という一種の活躍による見返りを要求する姿勢も認められ、その姿勢を謙譲の表現によって相手に伝えるため、場合によっては「いつでも使える表現」とは限りません。

更なるご活躍

「更なるご活躍」という言葉も「今後のご活躍」と同じく、「相手の活躍によって、自分にも何らの利益が転がり込んでくることを期待している」という姿勢になるため、場合によっては使い分ける必要があります。

・今季を持ちまして、更なるご活躍を期待しております。
・この度のご企画の成功を祈念いたしまして、今後の更なるご活躍をお祈り申し上げます。
・更なるご活躍により、今後とも一層のご尽力を賜りたく存じます。

このように、「ご尽力を賜りたく存じます」などという言葉が後述されるとよくわかりますが、相手の活躍によって「自分への何らの見返り」を要求している姿勢が基本的にうかがえるため、「ご活躍を期待する」という言い方は場面・状況をよく判断して使い分ける必要が出てきます。

しかし一般的に「相手を励ます際の挨拶文」としての認識が現代ではあるため、たいていの場合はマイナスイメージを受けることはありません。

ご活躍のことと

「ご活躍のことと存じます」という表現もよく聞かれる言葉で、これも主にビジネス上のやり取りで交わされる「目上の相手に対して励ましの言葉を贈る際の挨拶文」として使い分けられています。

・新春、益々ご活躍のことと存じ上げます。
・この度は企業立ち上げに際しまして、益々ご活躍のことと存じます。
・○○さまにおかれましては、益々ご活躍のことと存じます。

このように「ご活躍のことと」と表現する場合はたいてい「存じます」という言葉が後続し、表現が定形として認められています。この場合は前述の「期待」の意味合いとは違い、ただ「ご活躍されているでしょう」と場面や経過を述べているだけの挨拶となるため、どんな状況においても相手の心象を悪くすることはありません。

皆様のご活躍

「皆様のご活躍」という表現を使う場合は言葉のとおり、「一会社に賛辞を贈る場合」や「新春などの節目の際に、特定の家族に宛てたりする場合」に多く、特に付き合いのある複数人に宛てた励ましの挨拶文の形となります。

・新春の折り、皆様大変ご活躍のことと存じます。
・陰ながら、皆さまのご活躍をお祈り申し上げます。
・微力ながら、皆さまのご活躍を祈念いたしましております。

このように「一人が特定の複数人に対して励ましの言葉・賛辞を贈る場合」に用いられる言葉としてあり、その意味合いや用途は先述しました「ご活躍」の場合とほぼ同じになります。とにかく「皆様の幸せを願っております」や「皆様のご出世を祈っております」といった、特に個別の活躍を願う形容としても取られます。

ご健康

「ご健康をお祈り申し上げます」や「お体ご自愛下さい」などの言葉でも知られるように、「ご健康」という言葉を関して相手に贈られる賛辞の言葉のほとんどは、「ご活躍をお祈り申し上げます」という表現とほぼ同じ意味合いを持ちます。

「ご活躍ください」と言う表現の背景には、もちろん「相手が健康で、その心身の丈夫さをもって出世すること・特定の仕事に就くこと・励むこと」などの意味合いが含まれ、その元気を祝う気持ちは暗黙の内に伝えられることになります。

・ご健康をお祈り申し上げます。
・ご多幸をお祈り申し上げます
・お体をご自愛ください。
・お体、大切になさってください。

これらの言葉もすべて「相手の健康を気遣う言葉」として認められ、なお「元気をもって出世していくことや特定の仕事に励むこと」なども同時に祝福する表現となります。

心より

「心よりお祈り申し上げます」などの表現で知られる「心より」という言葉ですが、この言葉も「ご活躍」とセットで使われる場合が非常に多いです。「心より」というのは誠心誠意という意味合いを含みますので、相手に対する真摯な気持ちが益々伝わる表現として認められます。

・心よりのご活躍をお祈り申し上げます。
・この度は新規プランをお立てになられ、わたくしともども、心よりのご活躍を祈念いたしております。
・今後のご活躍、心よりお祈り申し上げます。
・誠心誠意を込めて、今後のご尽力とご成功、また更なるご活躍をお祈り申し上げます。

このように、話者から相手への真摯な気持ちがさらに強化される形で伝えられ、「誠心誠意をもって」という愛情が込められた表現も存分に生きてくる言葉になります。

祈念

「祈念」という言葉の意味は、「(話者が)自分の願い事を神仏に叶えてもらえるよう、誠心誠意をもってお祈りすること」を指し、この場合は「相手が今後ともさらに活躍すること」を十分に願う姿勢が伝えられます。

・○○さまの今後のご活躍、心より祈念いたしております。
・○○会社さまの更なるご活躍とご発展を、益々祈念いたしております。
・この度のご成功に引き続く形で、今後の更なるご活躍を祈念いたしております。
・今後とも益々の企業成就と、特別なご活躍を祈念申し上げます。

このように、「今後において相手がさらに成長し、発展するとともに活躍すること」を祈る形となります。

期待しております

先述しましたように「期待しております」という言い方は、「相手の活躍によって(話者が)何らの利益を自分に期待している」というやや自己中心的な内容も同時に伝えてしまうため、場合によっては使い分けておく必要があります。

しかし現代ではすでに「ご活躍を期待しております」という言葉が挨拶文として認められている節があるため、たいていの場合はそのまま使ってもマイナスイメージとして受け取られることは少なくなっています。

・益々のご発展とご活躍を期待いたしております。
・今後におきまして、貴社さまのご繁栄とご活躍を心より期待いたしております。
・○○さまの今後のお働きに際し、多分野でのご活躍を期待申し上げます。

「ご活躍」と「ご健勝」の違い

「ご健勝(ごけんしょう)」という言葉は、「相手の健康を祈念して使われる言葉」としてあり、主に目下の人から目上の人へ向けて「お体を大事にしてください」と言われる場合に使われる最上級の敬語表現として認められます。

この「ご健勝」という言葉の別の表現としては「ご多幸(ごたこう)」や「ご活躍」という言い方があり、どの言葉にしても「目下の人から目上の人へ向けて言われる励ましの言葉」としての敬語表現となります。敬語というのは使い方を間違えると台なしになってしまいますので、ぜひ気を付けて使うようにしてください。

・皆さまにはご健勝のこととお慶び申し上げます。
・ご多幸をお祈り申し上げます。
・益々のご活躍を期待しております。

どの言葉にしても「ご健勝をお祈りしております」という意味合いと同じに認められ、目上の相手に対する健康を案じる敬語表現となります。

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