Search

検索したいワードを入力してください

「してもらう」の敬語表現・使い方の例文・別の敬語表現

更新日:2024年02月13日

「してもらう」の敬語表現をご存知ですか。聞いたことがあってもいざという時に正しく使えるでしょうか。普段からビジネスシーンや公共の場で良く使う言葉なので正しく覚えておきましょう。今回は「してもらう」の敬語表現についてご紹介します。

「してもらう」の敬語での使い方

「してもらう」という言葉はなにかをしてもらいたい時やしてもらった時などに使います。普段の生活の中でも使うことが多い言葉のひとつです。親しい間柄や友達間などであれば「〜してもらってもいい?」「〜してくれてありがとう」などと使います。

「してもらう」は敬語ではどのように変化するのでしょうか。「してもらう」はビジネスシーンでも使うことが多いので、どのように「してもらう」を使うのが適切なのかご紹介します。

敬語の種類

敬語は大きく3つに分けられています。尊敬語と丁寧語と謙譲語の3種類に分けられることが多いです。細かく分けると5種類に分かれますが、この3種類を覚えおくと敬語を美しく状況に応じて使いやすくなります。

相手をたてる場合や、相手の物や行動を高めて敬意を表す時に使うのが尊敬語です。聞き手に対して丁寧に述べる場合に使用するのは丁寧語。相手を立て、自分がへりくだる場合に使うのが謙譲語です。

この3種類が敬語の主となり、これを覚えておくことで敬語表現がしやすくなります。どういった状況で使うのかで言葉が変わってくるのでまずは敬語の種類を覚えておくいいでしょう。

敬語の上手な使い方

敬語は上手や下手があります。敬語を使っていても、使い方を間違えていたり、状況にあっていないと不恰好な敬語になってしまいます。敬意を表しているのに失礼になってしまうこともあるので、正しく覚えて上手に使いましょう。

敬語を上手に使うには、まず覚えることです。覚えるには敬語に触れる機会を増やす必要があります。上司などの敬語表現が美しく上手な方などのお話を敬語表現に着目しながら聞くと良いです。

敬語が上手になればビジネススキルとして役に立ちます。急なシチュエーションでも正しい敬語が使えていると良い印象を与えることができます。仕事でのスキルアップだけではなく、日常生活にも役立つのできちんと使えるようにしておくと良いでしょう。

メールでの使い方

メールは相手の表情が分からないため、感情が読み取りにくいです。そのため、こちらが伝えたい意味とは異なる意味で捉えられることがあるので注意が必要です。文字だけで上手にこちらの気持ちや要件を伝えなければなりません。そのため、会話よりも丁寧に文章を作り、打ち間違えの無いようにしましょう。

ビジネスメールなどの場合、二重敬語に注意しましょう。ひとつの語に対して敬語を二重に使ってしまっていることを二重敬語と言います。過剰な表現になってしまうのでビジネスシーンや公共の場で使わないように気をつけましょう。

「してもらう」を敬語表現するときの例文

「してもらう」は敬語表現にすると「していただく」という謙譲語と「してくださる」という尊敬語になります。どちらも日常生活で聞いたことがある言葉なので使いやすいです。なにかをしてもらった時だけではなく、してほしい時にも使います。

謙譲語の「していただく」は自分がへりくだり、相手をたてる場合に使います。「社長からプレゼントをいただいた」などと使います。尊敬語の「してくださる」は相手に敬意を表しているときに使います。「社長がプレゼントをくださった」という風に使います。

謙譲語も尊敬語も結果的には同じことを表していて似ていますが、使い方や意味は違うので間違えないように使いましょう。

紹介してもらうとき

ビジネスシーンでは人を紹介してもらう場面があります。「紹介してもらった」は敬語ではないのでビジネスシーンや公共の場では使わないようにしましょう。

例えば、クライアントから別のクライアントを紹介してもらったときには、「ご紹介いただいた」「ご紹介してくださった」などを使います。相手に誰から紹介してもらったのかをきちんと伝えることが大切です。

例文:○○様よりご紹介いただき、ご連絡いたしました。

案内してもらうとき

大学に入学した際に大学内を案内してもらうときや、新入社員の方などは会社案内をしてもらったり、目上の方にお世話になる場面があります。案内してもらったお礼を伝えるときや、案内してもらったことを誰かに伝えるときに「案内してもらった」の敬語表現を覚えておきましょう。

「案内してもらった」を敬語になおすと、「案内していただいた」「案内してくださった」となります。例えば、大学内を先生に案内してもらった場合は「先生に案内していただいた」「先生が案内してくださった」という風になります。

配慮をしてもらうとき

配慮とは心づかいや、他人や他のことに気を使うことです。「配慮に欠ける」や「配慮が行き届いていた」と使います。配慮してもらう時や、してもらった時の敬語表現を覚えましょう。

配慮してもらった場合の敬語表現は「ご配慮いただいた」「ご配慮たまわり」などと使います。配慮の前に「ご」を付けることで敬語表現になります。「ご配慮いただき、誠にありがとうございます」や「ご配慮をたまわり、感謝にたえません」などというように使います。

配慮は意外にも同僚などにも使うくらい身近な言葉なので、覚えおくといいでしょう。

次のページ:「してもらう」の別の敬語表現例

初回公開日:2018年02月10日

記載されている内容は2018年02月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Latests