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「ご紹介」の使い方と例文・敬語の種類・ご紹介の別の敬語表現

更新日:2024年03月05日

「ご紹介」の敬語「ご紹介していただく」は間違った敬語だとご存知でしたか。普段当たり前のように使っていた敬語が、上から目線の表現になっていたら恥ずかしいです。「ご紹介」を用いた文を通して敬語の仕組みや間違いを見ていきます。

「只今ご紹介にあずかりました営業課の○○と申します」
「ご紹介にあずかりました新郎の父○○でございます」
「ご紹介にあずかりました新婦○○さんの友人の○○と申します」

「ご紹介」の別の敬語表現例

「ご紹介」の敬語の類語には「ご案内」「ご説明」「ご招待」があります。これらを使い「ご紹介」に代わる別の敬語表現を見ていきましょう。

「ご案内」の言い換え

「案内」の意味の中で「紹介」の意味に近いものは「物事の内容を知らせること、取り次ぐこと」などです。

例文「ご紹介」→「ご案内」

「館内をご紹介します」→「館内をご案内します」
「学校をご紹介いただけますか」→「学校をご案内いただけますか」
「○○町をご紹介いたします」→「○○町をご案内いたします」

「ご説明」の言い換え

「説明」の意味の中で「紹介」の意味に近いものは「よくわかるように述べること、明らかにして教えること」などです。

例文「ご紹介」→「ご説明」

「作品をご紹介いただけますか」→「作品をご説明いただけますか」
「弊社の商品をご紹介いたします」→「弊社の商品をご説明いたします」
「仕事内容をご紹介させていただきます」→「仕事内容をご説明させていただきます」

「ご招待」の言い換え

「招待」の意味の中で「紹介」の意味に近いものは「招くこと」ですが、あまりニュアンスが近いとは言えません。

例文「ご紹介」→「ご招待」

「○○さんのご紹介により出席します」→「○○さんのご招待により出席します」
「私にご紹介いただけますか」→「私にご招待いただけますか」

難しすぎる敬語

「ご紹介」の文の謙譲語だけでもいくつもの言い方があることがわかりました。敬語の中でも謙譲語や尊敬語は、相手と自分の位置を考えた微妙なルールがある難しい表現です。

相手を高めて自分をへりくだる敬語は現在では意識する機会が少なくなってきています。敬語が必要なシーンでは状況を考えて相応しい敬語が使えるようになりましょう。

初回公開日:2018年02月08日

記載されている内容は2018年02月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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