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「お見積り」の使い方と例文・敬語の種類・お見積りの別敬語表現

更新日:2024年01月13日

ビジネスシーンでは、見積書などの書類を社内外に提出する機会はよくあるものです。特に近年ではメールでやりとりすることが増えていますが、その際に正しい敬語表現を使えているか迷ったことはありませんか?今回は「見積り」に関する正しい敬語表現とその使い方を紹介します。

「お見積」は正しい敬語?

ビジネスの実務現場で、「見積り」は頻繁に登場します。お金のやり取りをするのがビジネスですから、これは当然と言えます。

では、例えば取引先の人に「こちらがお見積り書でございます」と言われたとします。一見すれば「お見積り」は正しい表現に見えますが、実はよく考えてみるとどうでしょうか。

これは正しい敬語なのでしょうか。今回は、「お見積り」が正しい敬語か、実例を挙げながら検討していきます。

敬語の原則は「相手側に丁寧表現をつける」

敬語の基本原則である、「敬語は相手側に丁寧表現をつける」「自分側に対して『お』や『ご』をつけることはしない」というルールに返ると、「お見積り」は誤っているように見えます。

「お見積り」を出すのはあくまで自分側であって、相手側由来のものではないからです。しかし、「お見積書」は敬語として間違っているとはいえません。
 
「相手側に関わること」であれば、自分発信のものであっても「お」や「ご」をつける敬語表現は成り立ちます。「見積書」を読むのは自分ではなく相手なので、相手を立てるために「お」をつけ「お見積り」とすることは間違いではないのです。

敬語表現「お」と「ご」の使い分けは?

名詞につく敬語表現、「お」と「ご」の使い分けについて、ふと考えはじめると、どちらだろうと迷ってしまうことも少なくありません。明確な分け方のルールはあるのでしょうか。

結論としては、あります。「お」は訓読みの和語に、「ご」は音読みの漢語につくのが原則です。例えば、住所は「ご住所」、住まいは「お住まい」となります。

敬語「お見積り」の意味

まずは、「見積り」とそれに敬語の接頭辞がついた「お見積り」の基本的な意味を見てみましょう。

「見積り」の意味

「見積もり」の意味を改めてみてみましょう。

みつもり
【見積(も)り】
前もって算出すること。また,その計算。 「工事の-を出す」 「 -額」

出典: https://www.weblio.jp/content/%E8%A6%8B%E7%A9%8D%E3%82%82... |

「お見積り」の意味

「お見積り」の意味も合わせて紹介します。

お見積り
読み方:おみつもり
名詞「見積もり」に、接頭辞「お」がついたもの。

出典: https://www.weblio.jp/content/%E3%81%8A%E8%A6%8B%E7%A9%8D... |

敬語「お見積り」の使い方

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初回公開日:2018年03月27日

記載されている内容は2018年03月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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