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「色々な」の敬語表現・色々なの使い方と例文・別の敬語表現例

更新日:2024年05月07日

使い勝手がよくて、ついつい使ってしまいがちな「色々な」という言葉。敬語で使う場合に気をつけたほうがいいこと、文書で書く上でのコツなど、「色々な」という言葉の使い方や別の言い回しを解説しています。うまく使って、スマートな社会人の印象をもたせましょう。

「色々な」や「様々」に近い言葉で「多種多様」という言葉があります。実際には「多種」「多様」と分けてつかうこともできる言葉でもあります。

「多種」は「多くの種類」という意味で、どちらかというと物に、「多様」については「多様な人材」「多様な価値観」のような人に関する言葉として使い分けるといいでしょう。話し言葉では「色々な」という言葉に置き換えて話したほうがいいです。どちらかいうとビジネス文書に使用するのに適している言葉と言えます。

「諸々」という言葉の使い方は?

どちらかと言うと「諸々」という言葉は、「諸事情」「諸般の事情」などのように主に事情について述べるときに使用される場合が多い言葉です。

・諸々の事情を鑑み、中止しました。
・諸々の事情により変更しました。

などのように使用します。うまく使いわけることで文章にふくらみを持たせましょう。この言葉もどちらかというと文書での使用が適している言葉といえます。

あまり使わない言葉だけど、他にもある

「色々」に変わる言葉で「各種」という言葉もあります。この言葉に近いものでは「種々」という言葉もあります。よく見かける言葉では次のようなものがあります。

・各種取り揃えております。

使いどころが少ないかも知れませんが、頭に入れておきましょう。無理にいくつも使い分ける必要はないですが、文書で書いた場合には自分でも読み返して、自然に使えているかを確認するようにしましょう。

大事なのは使う際のバリエーションを考えること

いくら言い回しがたくさんあるとしても、大事なのは多用しないことです。受け取る側がその文章を読んだときに、あなたの謝意をきちんと感じることができるか、同じものをイメージできるかが重要です。受け取るイメージが違ってしまうと、せっかくきちんと伝えたつもりでも意思の疎通ができなくなってしまいます。

特に取引に関係するメールなどでは、いかにきちんと伝えるかが大事になります。できることなら要所を見極めて使用するようにしましょう。

無理にいくつも使う必要はない

言い回しの種類をストックしておくのは大事ですが、そのことにとらわれて本来伝えたい内容がぶれてしまっては意味がないです。まずきちんと相手に意味が通じる文書になっているのかを確認しましょう。無理に使い分ける必要はありません。要所要所を見極めて使っていきましょう。

結局、うまく「色々な」という言葉を使うには?

ここまでにも書いてきましたが、一番大事なのは伝える内容が伝えるべき相手に同じイメージで伝わることです。いくつもの項目をひとつにまとめてしまっている分、うまく伝えないとイメージに齟齬が生じます。

使いどころを見極めて、うまく使いこなすようにしましょう。また、話す場合と文書の場合で使い勝手も変わります。特にビジネス文書の場合はある種の定型文が存在します。ワードなどを使えば、例文がいくつもでてくるので参考にできます。

何よりも言葉の種類よりも伝える気持ちが大事です。何について伝えたいのかを主題にして使っていきましょう。うまく言葉で伝えることで、スマートな社会人の印象を与えることができます。

初回公開日:2018年02月27日

記載されている内容は2018年02月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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