【投資先別】投資の失敗談・サラリーマンの投資の失敗談
初回公開日:2018年02月27日
更新日:2020年08月20日
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投資先別投資の失敗談
不安な将来に対して、投資は有効的手段です。多くの人たちが何かしら投資方法を考えているのではないでしょうか。しかし、投資とは、必然的に失敗・リスクを背負うものです。
投資をして成功した人たちのことばかりが、クローズアップされることもありますが、私達は同時に、投資の失敗談を知り、失敗を警戒する意識も持つ必要があります。
不動産投資失敗談
投資について考えるのなら不動産という人たちもいるのではないでしょうか。不動産投資は、常に部屋を借りてくれる人がいれば、不動産投資ローンを返済したあとの家賃収入は、全部自分の収入になることにかけておこないます。
私は、ついに銀行からお金を借りて不動産投資する決心をしました。返済期間は20年、金利は4.5%です。融資を受けて購入したのは、東京都内の新築ワンルームマンションです。
甘い考え
私にこのような大胆な動機が生まれているのもどこか不動産投資という行動を起こせば、勝つことができるという甘い考えがあったせいでしょう。しかし、もちろん不動産投資でも失敗することがあります。
私の場合、投資を開始した翌年の2008年10月にリーマンショックが発生してしまいました。私のマンションに住んでいたサラリーマンたちが、こぞって退去してしまって、一年もの間、入居者がほとんどいない状態でした。その間もローンは決して待ってはくれません。
マンション
甘い夢は決して甘くないことを知り、赤字続きの失敗が起こり、すぐにマンションは売ってしまうことになります。しかも、資産価値が大きく下落している状態で売ってしまったので、450万円の損失が出てしまいました。
太陽光発電の失敗談
ついつい太陽光発電の投資も、乗り気になりそうな要素があります。しかし、私達は、太陽光発電の投資で失敗するかもという意識を必ず持つ必要があります。
太陽光発電の投資は儲かるらしいが、必ず儲かるということではありません。 太陽光発電の投資でなぜ失敗してしまうのか、友人の体験談も踏まえてお話ししましょう。
太陽光発電では、メンテナンスをしないで、太陽光発電の部材が壊れてしまうこともあるでしょうし、借金のみ残ってしまうこともあり、 利回りが予定より伸びないということもあります。
他の人たちには、災害にあったけど、保険を掛けていなかったという場合もあります。しかし、このような失敗は、最初から、事前に防ぐことができない問題ではありません。やはり、太陽光発電の投資について安易に誰もが向きあってしまうから、失敗してしまうことになります。
詐欺
太陽光発電の投資で詐欺にあって失敗してしまうという人たちもいます。詐欺の失敗のパターンは、 案件は存在するものの計画倒産してしまったり、 案件そのものが存在しない失敗があります。
数百万円の手付金を払ってそのお金が戻って来ないという失敗もあります。 更に架空の高利回り太陽光発電所分譲案件を提示して、契約金をだまし取る失敗談もあります。
このような詐欺に引っかかって失敗しないためには、しっかり業務を見極める力が必要なだけです。
失敗の対策
それって安易な気持ちを持たない限り、それほど難しいことではないはずです。多くの失敗は、太陽光発電の投資の初心者たちが、安易な気持ちで投資をはじめてしまうからです。
詐欺で失敗しないためには、事前にしっかり業者をチェックする姿勢が必要です。インターネットでは、そのような業者に怪しい噂も出てきてしまうものです。
更に、法人として登記しているか確認したり、 帝国データバンクで与信調査と言ったことまで必要であり、業者としっかり直接あって話しをすることも必要です。
ワンルーム投資失敗
私は、ワンルーム投資で失敗した一人です。 私に言わせれば、ワンルーム投資は失敗しやすい要素があると考えていいということです。私もそうですが、一棟購入はリスクが存在しているから、ワンルーム程度の投資からやってみようというリスク回避のモチベーションが起こることになります。
私が失敗してしまったのは、 購入から数年が経過した時点で、利回りが大幅に下がってしまったことです。何が私の失敗だったのかといえば、うっかりと諸経費を計上しそびれていたことです。
安易な気持ちで、ワンルーム投資しようと頭の中で考えると、広告につられて、ざっとシミュレートすると月々の返済価格は2万6000円であり、家賃9万円とすると、 月に6万4000円のキャッシュフローが生まれると安易な判断をしていました。
私が呑気だったせいでしょうか、抜けてしまっていたのは、 金利や固定資産税、積立修繕費や管理費の問題です。
金利
金利ひとつの問題とっても、失敗する可能性に満ちています。5年前、2011年3月では年2.54%だったのに、 2016年3月には1.25%で、下がり傾向なのでいいという訳ではありません。
このようなことは、ほとんどサプライズであり、今後、何も前触れなしに、 金利が上昇して行ってしまうことも推測できるということです。
低金利だからと、うはうは喜んでばかりもいられないはずです。この5年で約半分に金利がなったとしても、 いつか2倍の2.5%になる想定まですれば、 キャッシュフローは5万9000円にまで下がることになります。リスク回避は、あらゆる視点に立って想定しなければなりません。