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アメリカの利上げ予想・推移・効果・影響|日本の株/リート

初回公開日:2018年05月02日

更新日:2020年08月20日

記載されている内容は2018年05月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

ここ数年、アメリカの利上げに関するニュースを耳にすることが多くなりました。自国ではなく、アメリカの利上げがこれほどニュースとして取り合えげられるのは、なぜでしょう。実は日本にも大きな影響のある、「アメリカの利上げによる影響」を本記事でご紹介します。

アメリカの利上げ予想・推移

アメリカの利上げ予想・推移・効果・影響|日本の株/リート
※画像はイメージです

「利上げ」とは、国の中央銀行が金利をあげることを指します。日本であれば、日本銀行が金利をあげることです。アメリカの中央銀行は、FRBと呼ばれています。アメリカの利上げとは、FRBが金利をあげることを指します。

政策金利

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国の中央銀行が金利を操作し、経済の調整を行うことを、「政策金利」と呼んでいます。中央銀行が金利を下げれば、市場にお金が出回り、経済が活気付きます。逆に金利をあげれば、市中のお金が銀行に集まり、流通しづらくなり、経済は停滞します。

アメリカの中央銀行であるFRBが金利を操作することは、こうしたアメリカ国内への影響だけでなく、発展途上国への資金投資にも影響を与え、結果的に世界経済に多大な影響を与えることになります。

なぜ利上げが行われるか

このような、政策金利の仕組みを知ると、「政策金利を下げることで経済が潤うなら、ずっと低い水準の金利にしておけば良い」と考えてしまいますが、好景気は急激な物価上昇を引き起こし、インフレにつながってしまいます。想定以上のスピードでインフレが進むことは、政府にとって好ましいことではありません。

したがって、好景気が続くと、政府は経済の引き締めを行うため、利上げに踏み切ることになります。アメリカでは、リーマンショックにより景気が低迷し、2008年12月に0.25%まで引き下げられて以来、2015年12月に0.5%に引き上げられるまで、7年という長い間、低金利状態が続いていました。

アメリカの利上げ予想

アメリカの政策金利は、リーマンショック前は5.25%でした。2008年12月に0.25%という低金利になって以来、2015年に0.25%の利上げが行われ0.5%になりましたが、利下げ前に比べると、まだまだ低い水準です。一気に以前の5.25%に戻すのではなく、経済状態を様々な指標から判断しつつ、徐々に金利を上げていくことになります。

2018年3月にも利上げが発表され、金利は1.75%になりました。今後も、利上げされると予想されていますが、あくまでもアメリカの経済動向を判断したうえで、FRBが判断することになるため、金利をいつあげるのか、どのくらいあげるのかは、発表があるまでわかりません。

2018年3月の利上げ

FRBは、2018年に3回利上げを実施するとの見通しを発表していました。2018年3月に、2018年として1回目の利上げが実施され、0.25%の利上げにより金利は1.75%となりました。

2018年6月の利上げ予想

利上げについては、各国の投資筋・証券会社などが予想をしています。各社は過去の利上げが行われた際のデータと、現在のアメリカの経済状態を示す「指標」と呼ばれる数値から、FRBの判断を予想して、顧客などに提示しています。

2018年4月現在では、2018年6月のFOMC(米連邦公開市場委員会)において、さらに0.25%の利上げを行い、2.00%の金利とすると予想されています。

2018年9月と12月

2018年に3回の利上げを行う見通しであることを、FRBは発表しています。3月に1回利上げを行なっているので、6月にも利上げが行われれば、あと1回の利上げを9月か12月に行うことになります。

6月に利上げが行われなかった場合、9月と12月に利上げが行われると考えられますが、FRBはあくまでも「見通し」として、2018年に3回利上げを行うと発表しているので、アメリカの経済状態によっては、必ずしも3回の利上げが行われるわけではありません。

2018年4月現在では、アメリカ経済は順調だと言われているので、9月か12月に1回、利上げがされると考えておけば良いでしょう。

アメリカの利上げの効果と影響

アメリカの利上げ予想・推移・効果・影響|日本の株/リート
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アメリカの利上げの影響として、考えられることは、アメリカの株価が下がるということです。これは、政策金利と株価の相関関係として、投資の常識ともいえます。「政策金利があがる=株価が下がる」という式が成り立ちます。また、アメリカの政策金利の利上げに伴い、ドル高が懸念されます。円とドルの関係でいえば「ドル高円安」になります。新興国の株が暴落を起こす危険性もはらんでいます。

日本の株

アメリカの利上げにより、為替はドル高円安になります。ドル高円安といえば、輸出中心の日本企業が潤い、日本経済は好景気となります。為替相場と景気の連動として考えると、このような連鎖が想定されますが、実は「アメリカの利上げ」によるドル高円安に関して、この方程式は成り立ちません。

アメリカの利上げにより、アメリカ経済が停滞すると、日本の一番の輸出先であるアメリカの購買意欲が低くなることにつながります。「アメリカがくしゃみをすれば、日本が風邪をひく」と言われるように、アメリカの経済の影響を日本はまともに受けてしまうことになりかねません。

アメリカの利上げによる円安効果で、一旦日本経済は上昇し、それに伴って株価もあがります。しかし、その後、アメリカ経済の影響を受け、徐々に景気が後退することが見込まれます。

リート(REIT)

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投資に興味がない人にはなじみが薄い用語ですが、「リート(REIT)」とは、不動産投資信託のことで、不動産に対して投資する金融商品の名称です。日本の国内法に則った「日本版REIT」(J-REIT:ジェイリート)のことを指して、単に「リート」と呼ぶ場合もあります。これに対し、アメリカのリートは、「米国リート」「USリート」と呼ばれて区別されています。

米国リート

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