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はけ口がないときのストレスの対処法・はけ口の作り方|悩み

更新日:2023年12月31日

ストレス社会と呼ばれるこの世の中、どこかに感情をはけるはけ口が欲しいと誰もが求めるでしょう。しかし、はけ口はそんなに簡単にはみつかりません。はけ口になる相手や対処法をいくつか紹介します。自分の感情を抑えこみすぎている人は参考にしてください。

悩み・愚痴のはけ口の作り方

悩み事ができてひたすら悩んだり、色々なことがありすぎて愚痴を言いたいけれど他の人には言えないといったこともあるでしょう。悩みや愚痴のはけ口が見つからない場合、どのようにはけ口を作ればいいのでしょうか。

相談する

まず、誰か話を聞いてくれる人はいないか探してみましょう。きっと話を聞いて、慰めてくれる人が一人くらいはいるはずです。自分が抱えている悩みに真摯に向き合ってくれる友人や家族、または先輩など相談できる人を見つけましょう。

とは言え、同じ人に毎日のように色々と言っていれば、相手も疲れてしまいます。一人とは言わず数人は悩み相談をできる人を持つべきでしょう。

また、愚痴は悩みよりも他人にとっては聞くことに忍耐が必要です。同じ人に延々と愚痴を言わないように気をつけることが必要です。はけ口として一人に頼りきりになると、その人が今度ははけ口を見つけなければならなくなります。その辺りの気遣いは必要になるので、心に留めておいてください。

SNSを使う

愚痴が溜まりすぎて爆発しそうだという人は、SNSを使ってひたすら愚痴を言い続けるのも発散する一つの方法です。特に本名ではなく、匿名性の高いアカウント名でしているSNSの場合、少しくらいの愚痴を吐いても誰も気にしません。そういう時はSNSが役に立つこともあります。

しかし気をつけなければならないこともあります。まず特定の個人名をあげての悪口や愚痴は避けましょう。トラブルのもとになります。自分の愚痴のみを言うようにしないといけません。

また、時々見ず知らずの人間の愚痴に絡んでくる人もいるので、そういう人に絡まれた場合も余計にストレスがたまるのでスルーするようにしましょう。相手にしていると、発散する意味がなくなってしまいます。

はけ口にされやすい人の特徴

自分はやたらとストレスや感情のはけ口にされているのではないかと感じてしまう人もいます。どうして自分はそんなにはけ口にされるのか疑問に感じる人もいるでしょう。

はけ口にされる人には、はけ口に選ばれるなりの理由があります。それはどういった理由かみていきましょう。

人が良い

人が良い、性格が良い人は、ついつい他の人から頼られてさまざまなことのはけ口になりがちです。なぜならば、人が良いので嫌がったり拒否したりしない傾向が強いからです。

愚痴を誰かに聞いて欲しい、悩みを誰かに聞いて欲しいという人は、性格の悪い嫌味を言うような人にわざわざ相談したりしません。逆に近づかないように気をつけるでしょう。はけ口を求める人は、ただひたすら話を聞いて欲しいと考える傾向が強く、相手の同意や意見を求めない人も多くいます。

そういった人にとって、人が良かったり性格が良い人は、うんうんとうなずきながら話を聞いてくれる非常に親切な人になってしまいます。性格が良すぎるのも問題で、何人もの人がはけ口として相談相手に指名してくる可能性もあります。

気が弱い

悩みや愚痴だけではなく、怒りやイライラした感情をぶつける矛先に、気が弱い人が選ばれる傾向もあります。気が弱いため、言い返すなどの仕返しができなかったり、文句が言えずただ言いなりになってしまうので、ターゲットにされる可能性が高くあります。

気が弱い人がはけ口とされることの問題点は、はけ口にする人間が気が弱い人を下に見ている点です。自分より弱いから、下だから矛先を向けてもいい、怒りをぶつけて八つ当たりしても構わないと考えている可能性が高く、気が弱い人からすれば理不尽極まりないでしょう。

一人がはけ口にすると、他の人も便乗してはけ口にしている可能性があり、気の弱い人からすれば非常にストレスフルな日常になってしまいます。

親をはけ口にしない方法

子供が自分の怒りや愚痴や悩みのはけ口にする場合、一番可能性が高い相手はやはりいつも身近にいる親です。親だと文句が言いやすく、他の人なら遠慮してしまうような言葉をぶつけることもでき、子供からすれば便利この上ないと考えてしまうこともあります。

しかし、親も人間です。限界もあります。また、子供が大きくなるにつれ親は年を取ります。そうなるとまるで親を虐めているようになり、子供の気持ちも罪悪感を感じたり、余計に悩んだりしてしまいます。

ここでは、親をさまざまなことのはけ口にしない方法をご紹介しましょう。

子供

子供は毎日大変な環境で生きています。いじめられないように気を配り、周りに後れを取らないように勉強に励み、先生に嫌われないように気をつけています。それだけでストレスも溜まり、また悩みもするでしょう。腹が立つことがあっても我慢して家に帰宅したりもするでしょう。

しかし、親に矛先を向けて後で後悔するくらいであれば、はけ口にする前にまず一度冷静になりましょう。ひどい言葉を投げかける前に、言っていいことと悪いことの区別をつけてみましょう。

はけ口にするにしても、怒鳴ったりするのではなく、愚痴をいうように相談することを考えてみてください。そうすればたくさんの愚痴が言えますし、より多くの悩みや怒りを聞いてもらえます。ただ怒鳴ったり怒ったりするだけでは、自分の言いたいことや聞いて欲しいことの半分も口にだすことはできません。

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初回公開日:2018年05月15日

記載されている内容は2018年05月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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