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【例文付き】障害者施設の志望動機の書き方|業態別の例文

更新日:2024年02月02日

障害者施設の求人に応募しようとしたときに、志望動機がまとまらず困ったことはありませんか?今回は、障害者施設としてどのような志望動機をもつひとを求めているのか、ポイントを絞り解説していきます。障害者施設の中で働く職種別に志望動機の例文も用意しました。

障害者施設の志望動機はどう書いたらよいの?

障害者施設とひとことで言っても、さまざまなタイプの施設が存在します。そして、それぞれの施設に明確な特徴があります。

志望動機を書くにあたって、自分が就職したいと考える障害者施設の特徴を理解しましょう。その特徴が志望動機になっているはずです。志望動機を書くときのポイントとして、広い意味での動機から詳細な動機へと絞って書いていくと、相手に熱意が伝わります。

障害者施設への就職を希望する動機としては、「一般企業ではなく福祉の世界を選択した動機」を書き、「福祉の世界でも、この障害施設を選んで就職したいと思った動機」を書きます

希望している障害施設の中でも職種や勤務場所にこだわりがある場合は、そのこだわりの理由も動機として書きます。

障害者施設の志望動機で見られるポイント

障害者施設の就職面接では、冷静な判断力とコミュニケーション能力が重視されます。当然、志望動機についても「冷静な判断ができるのか」、「コミュニケーション能力は高いか」といったポイントについて判断されます。

理想論だけで塗り固められていたり、自分の想いだけが語られているのではなく、自分の理想とそれに対する分析、現実とのギャップなども踏まえて志望動機を固めたほうがよいでしょう

障害者施設への志望動機の例文は?

障害施設への就職を希望する場合の履歴書への志望動機の書き方や面接時の答え方について、これから簡単な例をあげてみます。障害者施設が志望動機として重点をおいているポイントをふまえ、自分の志望動機をきちんとした言葉で文章化しましょう。

志望動機を文章化するにあたっては、理想論ではなく現実的な目線で語られることも大切ですが、自分の志望動機が仕事に対する熱意として面接相手に伝わるようにすることも大切なポイントとなります。

履歴書への志望動機の記載例

履歴書への志望動機の記載としては、今回説明した志望動機として面接官が見るであろうポイントや志望動機としての書き方を踏まえると、以下のように書くことができます。

「私は、大学で福祉を学んでおりました。大学時代に経験したボランティア活動では福祉活動にやりがいと喜びを感じ、利益追及を行う一般企業よりも、誰かに寄り添うことのできる福祉現場で活躍したいと考えるようになりました。その中でも、障害を持つ方たちが自立するための支援をすることをもっとも魅力的に感じています。大学時代にも、障害者と障害者をとりまく外部世界との橋渡しをし、障害者が一般社会で活動できる場を発見するような活動をボランティアとして行っていました。その経験を貴施設において、引き続き活かせるのではないかと考え、就職を希望させていただきました。」

面接時の志望動機の回答例

面接時に面接官に志望動機を語るときには、履歴書に書く場合と大きくは変わりませんが、冷静な判断ができることやコミュニケーション能力の高いことを伝えやすくなります。経験談を多くおりまぜ、その中でアピールできるポイントを強調するとよいでしょう。

「私は、大学時代にボランティアで福祉活動を行っておりました。その活動では、なんともいえないやりがいと喜びを感じることができました。その後、一般企業で会社の運営方針をお聞きする機会もありましたが、利益追及が目的の企業よりも、誰かに寄り添うことのできる福祉現場の方が、大学で学んだことも活かせ、自分のやりがいも得られるのはないかと考えるようになりました。

いま福祉事業がおかれている厳しい現実に自分が耐えられるのか、自身に問いかけてみました。それでも、ボランティア活動で得た『誰かに寄り添う』ということの満足感はネガティブな想いを上回ると確信できたので、貴施設での仕事を強く希望しています。」

福祉関連の仕事が未経験の場合は?

他の業種から障害者施設への転職を考えている方は、障害者施設で働こうと思う志望動機に今までの業種での経験から得た利点を混ぜると面接官の注意をひくことができます

「私はスーパーの販売員として、陳列棚の品出しや混雑時のレジ担当をしていました。毎日お客様と接するなかでは障害を持った方と接する機会も多くありました。そのときに障害を持った方にも、手助けが必要な方もいれば手助けを不要だという方もいました。

ひとと関わることがあまり得意ではなかったのですが、なぜか障害を持つ方とは簡単に関わりをもつことができました。ひととの関わり合いをもち、相手の要望をくみとり、過ごしやすい時間を作り上げることにとてもやりがいを感じられることに気づきました。そのことに気づくきっかけともなった、障害を持つ方ともっとも関わり合いがもてるこの仕事に就くことができれば幸いです。」

事務職としての志望動機の書き方

事務職としては、一般企業でも障害者施設でも仕事そのものには大差がありません。その中で、あえて障害者施設で働きたいと思う志望動機を両組織での事務仕事の差異を述べながら訴えると、面接官の興味をひきつけることができます。

「私は、子供のころから福祉事業に興味がありました。それにも関わらず、大学でも福祉を学ぶことなく過ごしました。

しかし、就職するにあたり、自分がやりたいことを考えたときには、やはり福祉関係の世界に貢献したいという想いを捨てきることができませんでした。そこで、自分にできることをあらためて考えてみたところ、大学で経営を学んでいたこともあり障害者施設ならば利益追及する企業とは別のアプローチで組織の運営に力を発揮できる可能性が高いと思えました。貴施設で経理・経営の仕事を是非ともさせていただきたいと希望しております。」

栄養士としての志望動機の書き方

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初回公開日:2017年08月27日

記載されている内容は2017年08月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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