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面接で聞かれるどんな社会人になりたいかの答え方と例文|作文・信頼

更新日:2024年04月09日

「どんな社会人になりたいか」という質問に対する答え方についての記事です。就職活動で頻出の「どんな社会人になりたいか」という質問ですが、就労経験のない大学生にとってはかなりの難問として立ちはだかります。この質問を大学生であっても攻略できる方法を書いています。

面接で聞かれるどんな社会人になりたいかの答え方

面接でよく聞かれる「どんな社会人になりたいか」という問いには困ります。そもそも社会人として働いていないし、これまでに関わった社会人のサンプル数が少なすぎて社会人を相対化してみるほどの情報量がないという難しさがあります。そのうえで、「どんな社会人になりたいか」という質問には、どう答えるべきなのでしょうか。

この記事では、就職活動で聞かれる困った質問の中でも、頻出かつ難しい「どのような社会人になりたいか」という問いに対する答え方について書いていきます。

「どんな社会人になりたいか」という質問の意図

そもそも、面接官はどうして「どんな社会人になりたいか」という質問をするのでしょうか。わざわざこのような質問をするということは、採用においてなんらかの意味があるのでしょう。聞くところによると、この質問は特に総合職採用という、日本の就職活動の在り方に関係があるようです。総合職として採用された後に人事部が配属を割り振る際に、希望は聞いてくれるそうですが、その通りにはならないことが往々にしてあります。その原因の一つは、就職活動中の面接の結果だということです。

特に「どんな社会人になりたいか」という質問では、その人の性格や集団の中での振る舞い方、働くことへの理解度など、配属の決定の際に参考となる要素が多くみられているようです。「どんな社会人になりたいか」というたった1つの質問への答え方で面接の合否だけでなく、将来の配属が決まってしまう可能性もあるので、しっかりと考えたものを答えましょう。

面接での答え方1

面接の際の「どんな社会人になりたいか」という質問に対する答え方を書いてみたので参考にしてみてください。

私は、周りの人に働きやすいと感じてもらえる社会人になりたいです。会社は1人ではできないことをするために大きな組織となっていると思います。自分一人が出せる結果なんて社会からしたら小さなものだけれど、他の人たちの力を少しずつ伸ばすことができれば、それは合わせるとすごく大きな力になると思っています。

大学時代ボランティアサークルに入っていたのですが、そのサークルには大学内でのゴミ拾いという新入生の恒例行事がありました。大学の敷地内ではそれほどゴミを見ないし、実際自分が30分間ゴミ拾いをしてもスーパーの袋1つ分にもなりませんでした。しかし、30分のゴミ拾いを終えたサークルの新入生30人が各自拾ったゴミを1か所にまとめると、そのごみの量は大きなごみ袋5つ分にもなりました。その時に、一人ひとりの力は小さくても、組織で一緒に動けば大きな結果を生み出すことができるのだと実感しました。これは仕事においても言えることだと思っていて、小さな結果の積み重ねが会社の大きな結果を生み出すのだと思います。

またこの時に、もし、自分がただ小さな結果を生み出すよりも、周りの人たちの成果を少しでもあげることに力を割き、各自のアウトプットをより大きなものにできたら、どれだけ大きな結果を出すことができるだろうかとワクワクしました。そこでサークルの幹部となった3年時には、みんなが少しでも動きやすくなるように、各チームのコミュニケーションがより円滑になるように飲みニケーションを企画したり、様々なツールの作成や導入を行いました。その結果、その年に実行できたプロジェクトの数は前年の5件から7件に増え、より多くの成果を出すことができるようになりました。

これまで説明会やOBOG訪問をする中で少しずつ社会人として働くイメージは湧いてきたのですが、自分が会社に入ってどれだけの成果を出せる人間なのかはまだ働いたことがないしわかりません。でも、たとえ自分が仕事で大きな結果を出すことが出来なくても、人が働きやすい環境を用意したり、人に仕事を回す際にやりやすい形で回したりすることによって会社が組織として成果を出せるような状態を作ることはできると思います。

そういう、普通に社内でされている仕事よりも少し気が利いている仕事をするような、気配りのできる人になり、周りの人に働きやすいと感じてもらえる社会人になりたいです。

面接での答え方2

面接の際の「どんな社会人になりたいか」という質問に対する答え方その2です。

専門性があり、能力が高いプロフェッショナルになりたいです。私は一つのことにこだわりを持って続けることが得意です。小学校のころからバスケットボールを続けてきて、大学でもバスケットボールサークルに所属していました。私は派手なプレーはできませんが、パワーフォワードというポジションで控えとして1試合40分のうち、10分程度の出場時間をもらっていました。

小さいころからバスケットボールをプレーしてきたのですが、ものすごく才能があるというわけではなく、なかなかシュートはうまくなりませんでした。そこで、私はシュートは苦手だけれど、シュートのうまい人のサポートができるようになることで試合に出ようと決めました。

私は身長が平均よりは少し大きいので、リバウンドという、人がシュートを外したときにそのボールを拾ってもう一度連続でこちらの攻撃ができるようにするプレーを練習すれば、試合に出るチャンスがもらえるのではないかと考えました。そこで、人がシュートを練習しているときも自分はシュートを練習せずに、その外したボールを拾うリバウンドをひたすら練習しました。私と同じパワーフォワードというポジションにチームのエースがいたので、スタメンにはなれませんでしたが、それでもひたすら磨いたリバウンド力を認められて1試合10分程度は試合に出ることができています。

この経験から、自分だけの特別な能力を持つことでチームに貢献し、周りからも認めてもらえるという形が私は得意だと思います。だから、自分の専門性を磨き、能力の高いプロフェッショナルを目指したいです。

エントリーシートなどで「どんな社会人になりたいか」と聞かれた場合

口頭での面接だと相手の表情を見ながら適切な長さに調整することができるので、先ほどのように長いものであってもいいのですが、エントリーシートなどに書くための作文となると、一般的に50字~400字程度の文字数指定のものになると思います。ここでは、400字程度での、「どんな社会人になりたいか」という質問に対する作文の例を載せていきたいと思います!

ぜひ就職活動の際に、「どんな社会人になりたいか」と聞かれた際の参考にしてください!

作文の例1

エントリーシートで「どんな社会人になりたいか」と聞かれた際の例文その1です。

周りの人に働きやすいと感じてもらえる社会人になりたい。会社は1人ではできないことをするために大きな組織となっていると思う。自分一人が出せる結果なんて社会からしたら小さなものだけれど、他の人たちの力を少しずつ伸ばすことができれば、それは合わせるとすごく大きな力になる。

これまで説明会やOBOG訪問をする中で少しずつ社会人として働くイメージは湧いてきたが、自分が会社に入ってどれだけの成果を出せる人間なのかはまだ働いたことがないしわからない。でも、たとえ自分が仕事で大きな結果を出すことが出来なくても、人が働きやすい環境を用意したり、人に仕事を回す際にやりやすい形で回したりすることによって会社が組織として成果を出せるような状態を作ることはできると思う。

そういう、普通に社内でされている仕事よりも少し気が利いている仕事をするような、気配りのできる人になり、周りの人に働きやすいと感じてもらえる社会人になりたい。

作文の例2

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初回公開日:2017年07月06日

記載されている内容は2017年07月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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