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【男女】面接で使う一人称マナー・印象|僕/自分/わたし

更新日:2024年01月04日

面接が苦手という人は多く、緊張するものです。しかし就職を勝ち取るには避けて通れないのが面接です。そこで面接で使う一人称について語りましょう。一人称はあなたの第一印象を決定づける重要な意味を持ちますので、基本的なビジネスマナーを紹介しましょう。

面接は、質問にどう答えるかで、聞く力やコミュニケーション能力を見られます。また自分の意見をきちんと言えるかどうかで、人柄や人物を判断されます。しかし、ほかのことで合格点でも、一人称で台無しということもあります。この一人称を使ったら面接に落ちる確率が高まるものもありますので、一つ一つ見ていきましょう。

面接で一人称「僕」を使う

男性の場合、一人称を「僕」にしている人は多いです。しかしビジネスの場である面接ではどうでしょうか。

答えはNGです。自分のことを「僕」と呼んだ瞬間に、面接官は違和感を抱き、顔を曇らせるかもしれません。なぜならビジネスの場で「僕」という一人称を使うのは、ビジネスの基本を知らないと判断されるからです。あと、「僕」はどうしても幼い印象を与えます。「僕」はマイナス面が多く、不採用の確率を一気に高めます。

「僕」という一人称を使った場合、面接官は、正しい敬語を使えない人という印象を持ちます。敬語というのは、常日頃から使い慣れていないと、緊張するプレゼンテーションや商談の場で発揮できるものではありません。面接で敬語を使っても一人称が「僕」では、付け焼刃と思われるでしょう。

面接で一人称「自分」を使う

「自分は」という一人称を使う人も確かにいます。しかし面接ではNGです。

硬い印象を与えるし、体育会系や、あるいは軍隊のイメージを抱き、嫌がる人もいます。そして、「僕」と同様、面接というビジネスの現場で「自分」と言ってしまう人は、ビジネスマナーや敬語を賢く使いこなせない人と判断します。敬語を一から特訓しなくてはいけない人よりも、正しい敬語を完璧に使いこなせる人のほうが、即戦力になる印象を与えます。

そしてもう一つ、関西では「どっちなんや自分」と、自分が二人称として使われることもあります。「自分」とは「あんた」という意味に使われることがあるのです。ビジネスの現場は、本社が東京でも当然東京だけではなく、関西方面へ行くこともあるでしょう。一人称は癖になっているので、会社としては、大事な顧客との商談を怖くて任せられないという印象を持つのです。ですから、「僕」同様、「自分」もNGです。

面接で一人称「わたし」を使う

女性の場合は、日頃から「わたし」を使っている人が多いでしょう。男性も日頃は「俺」と言っている人でも、かしこまった席では「わたし」という一人称を使っている人が一般的です。特にビジネスの世界では、自分のことを「わたし」と呼ぶのがビジネスマナーの基本となります。

ただ面接時には、男女ともに「わたくし」と言ったほうが無難です。特に女性の場合、「わたし」と言っているのに、僅かな発音の違いで「わたし」が「あたし」に聞こえてしまう可能性を避けるためです。女性の「あたし」は男性の「僕」と同じように、幼い印象を面接官に与えてしまいます。

女性の「あたし」という一人称は愛らしくて個人的に好きな人は多いですが、あくまでも面接はビジネスマナーの基本と正しい敬語を使えるかを見る場ですから、「あたし」もNGです。

俺・うち・おいら・われは?

ほかの一人称では、「俺」がありますが、面接で使うのは論外で、「俺」と言ったら一発レッドカードで不採用となる危険性があります。「おいら」「われ」などもふざけていると思われるかもしれません。日頃から「うち」「うちら」と言っていると、面接で緊張してつい出てしまうこともあるので、正しい敬語の練習は必須です。

面接で正しい敬語を使えないということは、大切な顧客と直に接するプレゼンテーションや商談は到底任せることはできないと判断されます。それは即戦力にはならないということです。

面接官から見れば、敬語や一人称「わたくし」は最低限のビジネスマナーなので、それができたから凄いとは思いません。自然に正しい敬語で受け答えられるように、自然に「わたくし」と言えるように、常日頃から敬語での会話を練習しておくといいでしょう。

履歴書も一人称は「私」

履歴書やエントリーシートを記入する時の一人称も、「私」が正解です。ここでは「わたくし」とわざわざひらがなで書く必要はありません。「私」と漢字で書けばいいのです。

「私(わたし)」という一人称は正解なのに面接で「わたくし」と言うのは、あくまでも「あたし」と聞き間違えられないためで、「私」(わたし)という一人称は不正解ではありません。はっきり「WA」と発音する自信があっても、面接官の聞き間違えで減点はもったいないので、やはり「わたくし」という呼び方に慣れたほうが得策です。

履歴書はともかく、エントリーシートに「僕は」と無意識に書いてしまう人もいます。これも厳しい面接官ならNGです。なぜならビジネスの現場では、手紙やメールを書くこともあるので、その時に「僕」と書かれたら困ります。「私」という一人称に慣れましょう。

不自然さが出ないように練習が大事

面接で一人称を「わたくし」と言えばいいと頭ではわかっていても、そんなに簡単ではありません。面接は緊張するし、入社後のプレゼンテーションや商談は、もっと緊張感があり、面接の比ではないかもしれません。

緊張した場面でも自然にビジネスマンとして正しい敬語を使いこなすには、やはり日頃から敬語での会話を練習していたほうが安心です。

一人称を「わたくし」にして、正しい敬語を使えるかどうか、目上の人と話す機会があれば、実践してみることです。日頃から会話の中で敬語や丁寧語を使っている人の言葉は自然です。

面接で正しい敬語を使えない人が、商談の時に完璧な敬語を使えるとは思えません。面接ではそういうところを見られてしまいます。どこへ出しても恥ずかしくないと思われるためにも、一人称「わたくし」から始まり、正しい敬語に慣れましょう。

敬語でもこれでは台無しの言い回し

いくら一人称を「わたくし」にしても、これを言ったら全部台無しという言い回しがあります。これも常日頃の会話の癖が出てしまうので、日常的に使わないように気をつけることが大事です。

「えーとー」「あのー」「あー」という言葉が会話の中に入ると、とても商談を任せられる人ではないと判断されかねません。一から訓練するのが面倒で即戦力を欲しがる会社の面接だと、「はい」と答えるべきところを、「はあ」と返されたら、それだけで不採用となるかもしれません。

「はあ」「えーとー」が口癖では、一人称を「わたくし」と言い、ですます調の丁寧語を使っていても、印象は良くありません。また「ぐぐる」「トラぶった」「ヤバイ」などを日常で使っていても、面接というビジネスの場では、新語・流行語、流行りの造語などは使わないのが基本です。

正しい敬語とビジネスマナーの基本

私生活での一人称が人それぞれ自由であることは論を待ちません。大切なことは、面接で採用を勝ち取るために一人称を「わたくし」にするということで、目的意識がはっきりしていれば、あれこれ迷う必要はないはずです。

そして、常日頃から正しい敬語を使い慣れていて、ビジネスマナーの基本ができていると面接官に印象づけることです。そのためには身近な目上の人と敬語で会話してトレーニングすることです。

プレゼンテーションや商談など、顧客と直接関わる仕事を任せても安心の即戦力と思われたら、採用は間違いなしです。

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初回公開日:2017年07月28日

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