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歯科衛生士の仕事内容とは|病院/歯科助手/保健所/公務員/矯正歯科

初回公開日:2017年07月25日

更新日:2020年10月02日

記載されている内容は2017年07月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

歯科衛生士という職業を知っていますか?歯科衛生士は歯医者さんというイメージを一般的に持たれていますが、活躍の場はそれだけではありません。仕事内容の幅も広く、とてもやりがいのある職業です。各職場ごとの仕事内容や、それぞれで身につくキャリアなどにも触れていきます。

歯の専門家!歯科衛生士って?

歯科衛生士の仕事内容とは|病院/歯科助手/保健所/公務員/矯正歯科
※画像はイメージです

歯科衛生士という職業を聞いたことがあるでしょうか?

字から見て、歯に関係したお仕事ということは想像がつくでしょう。今回は歯科衛生士がどのような職業か、どんなところで活躍しているかなどについてお話していきます。

歯科衛生士ってどんな仕事?

歯科衛生士は、主に患者さんに対して歯科予防処置や診療補助、保健指導などの歯に関する医療業務を行っています。歯科予防処置とは、簡単に言うとフッ素塗布するなどです。歯医者さんに行ったことがある人なら、必ず関わっています。

給料は?

歯科衛生士ってどのくらいお給料を貰っているんだろう、と気になりませんか?

統計的には、月収25万円程度、年収335万円程度が平均的なようです。

また、新卒の初任給は20万円前後のところが多くなっています。ただ、病院や企業により待遇や賞与もまちまちであり、キャリアや勤続年数によっても差が出てくるため、一概には言えないようです。

どうすればなれるの?

歯科衛生士は国家資格です。そのため、なるには歯科衛生士国家試験という試験を受け、合格しなければなりません。この国家試験は全員が受けられる訳ではありません。大学、短期大学、専門学校(3年制以上)などの歯科衛生士養成機関に通い、知識や技術を身に付けて卒業することで初めて、受験資格が得られます。

国家試験は毎年3月に行われ、220点中132点以上で合格となります。合格率は例年95%前後であり、きちんと勉強していれば比較的取りやすい資格であると言えるでしょう。

歯科衛生士と歯科助手の違いは?

歯科助手と歯科衛生士、同じ歯に関係する仕事なため、同じように考えられてしまうことが多いです。

しかし実は、この2つの職業には大きな差があります。歯科衛生士は先程も述べた通り国家資格であり、それに対して歯科助手は資格は一切必要ないのです。民間資格に「歯科助手」は存在していますが、持っていなくても歯科助手として働くことは可能です。

しかし、歯科病院で働く上で、現場では歯科医療の専門用語が飛び交うため、理解していないと不便な点も多いようです。そのため、歯科助手の専門学校や通信講座が存在しており、歯科医療について学べる場が作られています。

歯科助手の仕事内容

前述にもあったように、歯科助手には必須資格がありません。そのため一切の医療行為を行うことができず、仕事内容としては事務・雑務などの資格を必要としない業務が多いようです。

歯科衛生士の仕事内容

同じ歯科衛生士でも、働く場所によって仕事内容が若干違ってきます。ここからは歯科衛生士の仕事内容について、詳しく見ていきましょう。

病院

まず歯科病院いわゆる一般的な歯医者さんでの仕事内容から見ていきましょう。病院での仕事内容は、大きく分けて「歯科予防処置」と「歯科診療補助」の2つに分けられます。

まず歯科予防処置についてです。歯科予防処置はその名の通り、むし歯や歯周病を予防するために行われる処置です。フッ素を塗布や、プラークや歯石を除去がこれに当たります。

続いて「歯科診療補助」です。歯科病院で主に治療を行うのは歯科医師です。歯科衛生士はこの歯科医師のアシスタントや患者さんと密接なコミュニケーションを取り、円滑な治療が行えるよう補助しています。

歯科病院に行った際に「歯科衛生士さんが、優しく声を掛けてくださって安心した」という経験がある方も多いのではないでしょうか。これらも歯科衛生士の大切な仕事内容の一つなのです。

保健所(市役所、保健センター)

保健所に努めている歯科衛生士の主な仕事内容は、市民の方向けに行う歯の健康管理です。歯科保健プロジェクトを発展させていく具体案を提案したり、システムの向上をはかったりとプランナーのような役割を担っています。

また、保健所では定期的に乳児歯科検診や大人向けの検診が行われています。その際に乳幼児のブラッシング指導やフッ素の塗布、妊婦を含む大人に対しての歯科予防相談が行われています。その他にも保育園や小学校に出向いて、歯磨きの指導を行ったり、高齢者に対しては口腔診査、在宅訪問歯科なども行われています。仕事内容も多彩で、まさに町全体の歯医者さんと言えます。

公務員

歯科衛生士が公務員として働くパターンは上記の保健所が主です。しかしそれ以外にも国立大学附属病院、県立病院、市民病院などの公的病院いわゆる自治体病院の臨時職員として働くという手もあります。こちらは一般の歯科病院や総合病院と仕事内容はほとんど同じです。

保健所で働くにせよ、自治体病院で働くにせよ、歯科衛生士の資格に加えて地方公務員の資格を取得する必要があります。

矯正歯科

矯正歯科、主に歯列矯正などの施術を行っている歯科です。仕事内容は、普通の歯科病院と似ています。しかし矯正装置を付けていると、普段より口腔内がハイリスクな状態になっており、また矯正装置によって処置もやりづらいです。

そのため、矯正を行っていない人以上に丁寧なブラッシング指導や歯周病の管理、予防などが必要になってくるようです。そして、歯科衛生士の矯正歯科独自の仕事内容といえば、MFT(Myo Functional therapy)です。

MFTとは、嚥下の際の口腔習癖を改善することで、矯正治療後の歯並び悪化を防ぐトレーニングのことです。矯正を行う患者さんの中には不正咬合を持っている人も多く、活躍の場は多いです。スキルアップにも繋がります。

総合病院

総合病院において、歯科衛生士の活躍の場は「歯科」と「口腔外科」の2種類があります。歯科はいわゆる一般の歯医者さんとあまり仕事内容としては変わりがありません。それに対し口腔外科では、顎口腔領域の外科処置を主としているため、手術に立ち合って医者の補助に回ることもあるようです。

人命に直結してくる分野になるため、緊迫した空気感はありますが、キャリアアップには繋がるでしょう。しかし、歯科衛生士が一般的に行う仕事内容はあまり経験できません。

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