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【業界研究】化粧品業界の現状・動向・課題について

化粧品業界は消費するメーンターゲットが10代後半~40代の女性のため、景気動向や時代の流れといった要因に非常に影響を受ける業界になっています。

全体の消費者の数の分母は変わらないのに対し、供給するメーカーの数が増えていくので、業界全体のパイを多くのメーカーで取り合いをしている状況になっています。それが、化粧品業界各社の利益を少ないものにしている原因になっています。

また、インターネットの普及も各社の利益を抑えている直接の原因になっています。バブルの時代など、インターネットが身近になかったときはメーカー側が圧倒的に情報を持っている情報強者として商品を市場に投入していました。情報格差のある当時は、メーカーの言うことが全てで、消費者はそれを信用するしかありませんでした。

しかし、インターネットとスマホの普及によって、いつでも、どこでも、どのような情報でも消費者が得られるようになると、各社の化粧品に入っている成分や使用感、コストパフォーマンスなどの情報が簡単に手に入るようになりました。

そのことによって、高い化粧品でもそれに見合う成分や効果が得られないと一気に消費者に見向きもされなくなったのです。

さらに、口コミサイトなどで通して商品一つ一つに詳細なコメントが集まるようになり、化粧品各社は確かな商品作りをしないと、ブランド力があったとしても全然化粧品が売れないという厳しい時代になりました。

また、少子高齢化、景気低迷などの要因によって、日本の市場は冷え切っており、これ以上の拡大を見込むことが難しい状況になっています。その中で他業種の参入やP&G、ロレアルパリなどの海外ブランドの日本市場における浸透などによって明らかな競争過多になっています。

そのため、魅力ある海外市場で日本ブランドを売り込んでいくことがこれからの日本メーカーにとっての最大の課題と言えます。

動向3:業界の今後の将来性

化粧品業界の今後は、間違いなく海外市場に出ていき、そこで認知を広めて拡販できるかに掛かっていると言えます。国内市場の縮小に対する競争過多は今後も免れることはできないため、海外に積極的に展開していくことが必要です。

業界有数の資生堂は、中国への進出を以前から積極的に行っており、中国の富裕層をうまく囲い込んだり、中流クラスをターゲットに拡販を進めています。

資生堂は中国だけでなく、他のアジアの国やアメリカ、スイスなどのヨーロッパ諸国にも子会社を設立して海外展開を積極的に行っています。

日本の大手メーカーの一角であるコーセーも、UAEで自社ブランド商品を販売したり、積極的に海外での販売を行っています。日本の人口や市場規模は縮小しても、 世界的規模の視点で見ると人口は間違いなく増え続け、市場は益々成長を続けていきます。

その世界市場にどんどん打って出ていき、シェアを確立していくことが日本の化粧品業界の将来性を左右する重大な使命になっています。

業界研究本

ここでは、就活生が化粧品業界を研究するときに本をご紹介します。


  • 図解入門業界研究 最新 化粧品業界の動向とカラクリがよーくわかる本[第3版]

  • 進化する資生堂 中国市場とメガブランド戦略

  • オルビスという方法

  • P&Gウェイ―世界最大の消費財メーカーP&Gのブランディングの軌跡

業界研究をすれば、就活の戦い方がわかる

いかがでしたでしょうか。

この記事だけでも、業界の展望や各企業の力関係など、様々な発見があったかと思います。業界研究をせずに企業だけを調べても、業界全体の流れがわからず、狭い視野での企業研究になってしまいます。

自分の志望する業界は、かなりの時間を割いてでも研究するべきでしょう。

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