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「真面目さ」をアピールしたいときの自己PRの書き方・例文

就活で真面目さをアピールしたいという就活生は多いでしょう。真面目な人柄というのは何より仕事の上で信頼されるものですから、アピールするデメリットなどどこにもありません。では、就活において真面目さをアピールするにあたり有効な方法は何でしょうか。

真面目さをアピールしたい時の自己PRの書き方

就活で真面目さをアピールしたいという就活生は多いでしょう。真面目な人柄というのは何より仕事の上で信頼されるものですから、アピールするデメリットなどどこにもありません。では、就活において真面目さをアピールするにあたり有効な方法は何でしょうか。

自分のことを「真面目な性格」と普段から思っている人はそう多くはいないとおもいますが、就活の時期に自分の性格を企業にアピールするとなると「私は真面目な性格です」と自己PRする就活生が急激に増えます。採用担当者からは就活生がどんな性格であるかは一見わかりませんし、「真面目である」と自称するのは簡単なことです。

また、「真面目な性格」というのは性格を問われた時には無難な答えですので、多くの就活生がそう答えようとします。企業側が欲しがる人柄ではあるけれどもみんなが自称するせいで埋もれてしまいがちな「真面目さ」をアピールするためには、他の就活生よりもしっかりとした説得力のあるPRにしなければなりません。

真面目さをアピールしたい時の自己PRの例文

真面目さをアピールするための自己PRの例を①学業編、②バイト編、③部活編、の3パターンに分けてご紹介します。

学業

私の大学在学中の研究テーマは○○でした。この分野を選んだきっかけは講義で教授がこの分野について触れた際に「この分野には現代社会が抱えている問題を解決するカギがきっとあるはずです」と述べていたのが特に心に残ったからでした。

卒論研究の過程ですが、まずは基本的な文献を調査しその後、ゼミの教授やその講義の教授、学部内の研究者たちに話を聞きその分野の概要と問題点、現状についてを把握しました。この分野はアメリカが研究の本場であるため日本ではまだほとんど研究対象とはされていないような分野でしたので、専門的なことを考察するにあたっては英語の論文や文献に当たる必要がありました。

幸い、私は高校時代から英語は得意だったので辞書を片手に片っ端から調査を始めたのですがこれは想像以上に困難な作業でした。文章の1カ所が分からないために論文の結論が分からず、1週間ずっと悩み続けて複数の教授たちに質問してようやく疑問が氷解するということもしばしばありました。

私の卒業論文は当初の計画を前倒しして進めていくことで、想定以上の深みを持ったものに仕上げることができそうでした。時間的に2か月ほど余裕ができたので、海外の研究者に手紙を送り、直に研究現場の声を聴き、自分の考えをぶつけてみました。

私は著作や論文の内容から5人の研究者をピックアップして彼らに対して質問状を送り、5人のうち3人から回答が返ってきました。この3人の回答は研究分野の最先端の知見などを盛り込んでくれていたので卒論の内容を一気に高度なものとしてくれました。

こうして無事私の卒論は出来上がり、ゼミの教授からは「大学院の博士論文レベル」だと褒めていただき、また学部の卒業研究発表会では特賞をいただくことができました。3年次以降は専ら卒業研究だけを毎日やっているような生活でしたが、自分の心血すべてを注ぎ込むことができたので満足しております。

このように私は自分のやるべき目標が定まったら全力でそこへと道筋をつなげようと試みる人間です。御社に入社できました暁には、新たな目標と道筋とを見つけたいと思っております。

バイト

私は奨学金で大学に通っているため、将来の返済を見越してバイトで稼ぐ必要がありました。単価で言いますと高時給の代表である家庭教師のバイトは一般的なバイトの2,3倍ほど時給が良いのですがあまり1週間のうちにコマを入れることができないという欠点がありました。

そこで週に2時間家庭教師をして、残りの週4日は飲食店のバイトをし、残った一日で集中的に大学の試験対策を行うようにしました。入学してから3年次まではそのようにして貯金をし、奨学金はほとんど使わないようにしました。

4年次となってからは卒業論文の作成もありますので少しバイトの量を減らしておりますが、学業以外はバイト尽くしであったからこそバイトとはいえ世の中のお金の流れや労働システム、社会的な常識などを学ぶことができました。飲食店のバイトなどは時折酔っぱらった客に絡まれたり、理不尽なクレームを受けたりなどと心が折れそうになることもしばしばでした。

しかし「お金をいただいている以上はその対価としてしっかりと働かねばならない」と自分に言い聞かせて頑張りました。大学入学までは「責任」という言葉に実感がない私でしたが、仕事をする際の雇用関係上の責任、店のタスクを任された身としての責任、店の一員としての社会的な責任など多くの「責任」についてを3年間で実感することができました。これらの経験は御社の業務に従事するにあたり必ず役に立つものと思っております。

部活

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