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【男女別】就活面接で使用する適切な一人称・使ってはいけない一人称

就職活動だけではなく転職活動や大学・大学院の面接まで、すべて「わたくし」で統一しましょう。何故なら「わたくし」が最も一般的なビジネスマナーとして普及しているからです。

「一人称の間違い程度で落とされることなんてあるの?」と思われた方も多いかもしれませんが、確かにその通りで1回や2回間違えた程度で不採用となることはないです。面接官は間違いの回数などをチェックしているわけではありませんし、一人称自体にもそこまでの重点は置かれていません。ただし、面接官は一人称の使い方を含めた総合的なマナーを見ています。

総合的なマナーというのはつまり「社員として顧客の前に出せるかどうか」ということです。ですから「御社の社員に相応しい振る舞いができる」ことを面接の場で示さなければならないのです。面接のマナーというのは結局のところ、そういうものです。

正しい一人称を使えば、マイナス評価を避けることができます。もちろん正しい一人称を使うことはあくまでビジネスマナーですので、それだけで高評価になったりはしないでしょう。ただし、マナーが出来ていない他の志望者たちと差をつけることが可能になります。「わたくし」を普通に使えばいいだけのことなので、早めに慣れて淀みなく使えるようにしておきましょう。

応用編

基本的にはビジネスマナーを考えて面接に臨むことが大切です。出る杭が打たれやすい国ですので、面接に合格したいのであれば、普通にルール通りやるのが一番合格率が上がります。面接やマナーの教科書があるのであれば、我を出すことなく教科書の指示通りにやってください。

ただし、面接官も人間です。何十人、何百人と面接をしたら、判で押したようにステレオタイプな学生たちにげんなりしてしまうかもしれません。社会貢献などといったありきたりの言葉が出てきただけで不採用と判断するなんてことも十分に考えられます。ですのでそういった場合にはとにかく目立つことを優先させましょう。面接官の目に留まれば、面接を勝ち抜くチャンスも当然増えます。

ではどうしたらいいのでしょうか。

逆にマナー違反をしてみるのも1つの手です。もちろん大きな違反はやらない方が得策です。一人称を変えてみるくらいがいいかもしれません。それもボクシングのジャブのように、さりげなく始めます。ただし、一人称を「僕」にするか「自分」にするかは企業や面接官の雰囲気次第です。もちろん一人称を変えるのはあくまできっかけです。

そこが目的ではありませんし、そこだけだとただのマナーのなっていない学生になります。ポイントはそのあとに続く自己アピールをしっかりと協調することです。自己アピールに普通の学生とは違う視点を入れることができれば上手くいく確率も上がります。「僕」を使うのだったら、「僕」を使ったことでさらに自分の良さが表現できるようにするといいでしょう。要は面接官に面白いと思ってもらうことが大切です。

ただし、そういったマナー違反を受け付けない面接官もいますのでそこだけは注意が必要です。また自己アピールとは言え、いきなりアドリブで面白いことなどそうそう言えるわけはありません。ですので、普段からそういう状況になることを想定して練習しておくといいでしょう。

つまり、面接は中身が勝負になるということです。一人称のミスは減点対象になるかもしれませんが、決して大きな減点にはなりません。ですからそういった細かな減点は気にせずに、どこか1点でいいので自分の長所を大きくアピールするのも1つの手段です。

そこだけで高得点を取ることができれば、一人称のミスくらい簡単にカバーすることができるでしょう。もちろんそれは非常に難しいことではあります。ただし、最初にも言いました通り、面接官も人間です。学生よりも多くの知恵と経験を持っていますが、必ずしもパーフェクトではありません。げんなりしてしまっていた面接官を少しでも笑わすことができたなら、十分に勝機はあります。難しいことを考えずに、話を弾ませることだけを考えるのです。

ビジネスマナーは大切身につけた方がいいものです。ただし、ある程度のビジネスマナーさえ身につけておけばそこから先は、いくらでも工夫できます。面接官にしても何でもかんでも杓子定規に決めつけようとはしないはずです。

細かい点にばかり気を取られて大局を見失ってはいけません。大切なことは、どんな状況であっても自分の長所を最大限にアピールすることです。「僕」や「自分」を使ってしまうなんてことは本当に細やかなミスにすぎませんので、その程度のことに気を取られずにその場にいる人間が楽しくなるような面接を心がけてください。

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