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デバッガーとは?|仕事内容/正社員のデバッガー/デバッガーバイト

初回公開日:2017年07月10日

更新日:2020年08月20日

記載されている内容は2017年07月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

IT関連でのプログラミングの仕事の一種、「デバッガー」について、仕事内容や報酬などを紹介していきます。コンピュータのプログラミングに詳しくない方には、馴染みのない「デバッガー」。しかし、このコンピュータ社会を陰ながら支えているのが、「デバッガー」です。

デバッガーとは?

デバッガーとは?|仕事内容/正社員のデバッガー/デバッガーバイト
※画像はイメージです

あなたは「デバッガー」という職業を知っていますか?

この記事では「デバッガー」という職業について書いていきます。

まずはじめに、この記事を読んでいるあなたは「デバッガー」という職業を知っていますか?「デバッガー」という言葉を聞いたことのない人は、何に関係する仕事かさえわからないと思います。

実は「デバッガー」とは、IT関係、特にプログラミング制作の現場での職業の一種なのです。しかも、プログラミング開発を影で支えている地味な職業なので、もしかしたらITにそこそこ詳しい方の中にも、プログラミングの知識がない人は知らない場合が多いのかもしれません。

デバッガーは何をする人?

では、デバッガーとは何をする人なのでしょうか。

それは「デバッグをする人」です。「デバッグ?」と思った方も多いでしょう。詳しいことは、プログラミングという仕事を詳しく知らないと理解できないので、この後に詳しく説明しますが、デバックを簡単に説明すると、プログラムのミスを発見・修正することです。

つまりデバッガーとは、「プログラムのミスを発見・修正をする人」のことを指します。

デバッガーの仕事内容

まずは仕事の受注から始まる

そもそもデバッグという仕事は、小規模なプログラミング開発の仕事では予算の都合上、雇う余裕がないのであまり存在していません。デバッガーという専門職は、中規模から大規模のプログラミング開発の仕事で必要になってくる職業です。

以後、デバッガーの仕事を詳しく説明するために、皆さんがイメージしやすい住宅の建築メーカーに例えて説明していきます。

まず、プログラミング制作の仕事を受注しないといけません。これを住宅建築に当てはめると「営業」です。住宅建築メーカーの営業の方は、自社の建築の技術やコストを細かく把握していて、施主の希望する住宅を建てるために色々と相談に乗り、必要な建築技術と費用の見積もりを作り、それを施主が承諾すれば見事受注できます。

同じように、プログラム開発会社の営業の人も、顧客がどんな機能を必要としているか探り、技術面やコスト面を考慮して見積もりを出し、顧客が開発を発注したら、プログラムの制作が始まります。

SEがプログラムの設計

営業の方が見事に仕事を受注してきたらプログラム開発ではまず、システムエンジニア、いわゆるSEがプログラムの設計をします。これを住宅建築メーカーに例えると、建築士が住宅で使う材料や間取り、強度などを設計し、設計図を書くのと同じ作業です。

SEは、プログラムに必要な機能をどうやってプログラミングするかなどを、仕様書に書きます。

次にプログラマーがプログラミング

SEが設計した仕様書を元に、プログラマーがプログラムを制作していきます。これを住宅建築に例えると、建築士が書いた設計図を元に大工が家を土台から順番に建築していく工程に当てはまります。

ここで、優秀なSEが仕様書を設計した場合、プログラマーは何の問題もなく、仕様書を元にコツコツとプログラミングすれば良いだけです。

しかし、プログラム開発においては、必ずしも自社のSEやプログラマーがすべてのプログラムを完成できるとは限りません。特に、受注した機能を実現するのに、自社の人員では難しいこともあり得ます。そのような場合には、外部の制作会社に発注することもあります。

プログラムが一応完成したらデバッガーの出番です

SEが設計し、プログラマーがプログラミングをして見事にプログラムが完成しても、すぐには納品しません。

ここで、デバッガーの出番になります。SEの設計とプログラマの腕が良ければ、プログラム開発は何の問題もなく完成しますが、プログラミングの実務ではプログラムを作っても、たいていの場合しっかりと動くプログラムはできません。また、「一応は動く」という程度まではプログラミングできても、実際にそのプログラムを動かしてみると、アプリケーションが突然動かなくなるなどの場合がほとんどです。

このアプリケーションが設計通り正常に動かないことを「虫」に例えて、英語の「バグ(bug)」と呼びます。このバグを取り除くのが「デバッガー」の仕事です。

これを住宅建築に例えると、住宅が設計図通りに作られているかを検査する検査官に相当します。住宅建築でも、土木から基礎、柱、屋根、壁などが完成するたびに、検査官が検査するのと同じです。つまりプログラム制作で、この検査官に当てはまるのが「デバッガー」なのです。

デバッガーはバイトがほとんど?

デバッガーを必要とするのは、プログラム開発の最終段階

現在多くのプログラム開発会社では、デバッガーは、非正規社員、特にアルバイトの場合がほとんどです。

それはなぜかというと、まずデバッグという仕事はプログラミングを習ったばかりの、素人に近いプログラマーが行うことが多いからです。中にはデバッグ専門という方も稀にいると思いますが、デバッガーが行う仕事は、コンピュータに精通しているSEや、技術的に難しいプログラムを書けるプログラマーのような創造的な業務とは違います、ただバグを見つけて修正するという、必ず必要ですができる限りコストをかけたくない仕事なので、報酬が安いのです。

なので、プログラム初心者は、デバッガーの仕事を通して色々なプログラムを読めるなど、技術向上のための利点がありますが、ある程度プログラムが書けるようになったら、もっと報酬が多いプログラマやSEへと転職していきます。

また、デバッグという作業上、デバッガーという仕事はプログラムが完成する最終段階の数ヶ月間しか必要がありません。また、できる限り工期を短縮するため一時的に大勢のデバッガーを雇うため、年中報酬を払わないといけない正社員として雇うほどの余裕がないので、アルバイトとして雇うことが多いのです。

正社員のデバッガー

正社員のデバッガーを雇うのはどんな時?

上の記事でデバッガーはアルバイトが多いと書きました。しかし、正社員としてデバッガーを雇っている会社もあると思われます。

なぜ、正社員として雇えるのか?まず第一に、アルバイトのデバッガーを集め指導・監督する責任者が必要なこと。また、例えばモナリザを書いたダヴィンチは非常に優秀な芸術家ですが、モナリザを模写するのは比較的簡単なのと同じで、デバッグも創造性があまり必要とされないのでSEやプログラマよりも慣れてしまえば単調な作業です。そのため、報酬が少なくても、デバッガーの仕事が好きな人もいること。そして、大きなプログラム開発会社では、年間を通してデバッガーの仕事があることなどが挙げられます。

プログラム開発会社としても、熟練した優秀なデバッガーがいれば開発期間の大幅な短縮ができるので、報酬を多く払うこともできます。

デバッガーバイトはつらい?

デバッガーに似た仕事もあります

今までは、主にPCやスマートホンのアプリケーションを制作するプログラミング会社での「デバッガー」について書きました。

しかし、デバッガーに似た仕事があります。それは、ゲーム開発会社での「テスター」という仕事です。この仕事は、デバッガーと同じくゲームプログラムのバグを見つける仕事です。ゲームをやるだけでそこそこの報酬をもらえるので、好きな人には向いている職業ですが、同じゲームを何百回以上やらないといけないので、遊んでいるというよりも、かなりハードな仕事です。

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