絵を描く仕事の種類・平均収入・副業での絵を描く仕事・未経験
初回公開日:2017年10月05日
更新日:2020年08月20日
記載されている内容は2017年10月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
絵を描く仕事について
絵を描くのが好きで、出来れば絵を描く仕事に就きたいと思っている人は多いでしょう。「好きなことを仕事に出来るならどんなに幸せだろう。」と思い、絵を描く仕事を目指すのは良いですが、実際、絵を描く仕事に就こうと思うと分からない事も多いのではないでしょうか。例えば、
・絵を描く仕事にはどんなものがあるのか。
・絵を描く仕事に就くために取得した方が良い資格などあるのか。
・絵を描く仕事に就くためにどんな勉強をしたら良いのか。
・絵を描く仕事に就くにはどのくらい絵がうまければよいのか。
・絵を描く仕事で本当に食べていけるのか。
など、絵を描く仕事に就くために知っておきたい情報は意外と多いものです。そこで、絵を描く仕事に就くことを目指している人に、絵を描く仕事に就くにあたって知っておいて欲しい情報をご紹介していきます。
絵を描く仕事の種類
まず「絵を描く仕事」とひと口にいっても、そこには様々な仕事の種類があります。あなたがよく目にする「絵」や「こんな絵が描きたい」と望んでいる仕事の他にも、絵を描く仕事は意外と多く存在します。
そこで、「絵を描く仕事」としてよく知られた仕事から、あまり知られていない仕事までをご紹介していきます。
漫画家
主に出版社と契約して、その出版社が発行する漫画雑誌に掲載する漫画を描く仕事です。絵を描く仕事の中では、幼少のころから親しんでいて、最もイメージがし易いものでしょう。プロ・アマチュアを問わず、漫画を描いている人の数はとても多いです。
アニメ制作者
TVや映像作品のアニメーションを制作する仕事です。主にアニメ制作会社に入社して制作に携わります。動画を描く動画マン、原画を描く原画マン、背景、キャラクターデザイン、メカニックデザイン、CGデザインなど役割によっていくつかの職種があります。
本や雑誌の表紙や挿絵イラスト制作
小説などの文庫本、単行本から週刊誌、月刊誌、ファッション雑誌などに掲載するイラストを描く仕事です。フリーランスとして出版社からの依頼に沿ったイラストを描きます。基本的に書籍や雑誌の内容、デザインに合わせて素材となるイラストを描いていきます。
広告イラスト
広告に使われるイラストを描く仕事です。フリーランスとして広告製作会社からの依頼で描きます。広告物によって使用方法は多岐にわたりますが、あらかじめ広告スペースは決められているので、決められた広告スペースとデザインに合わせてイラストを描きます。
ゲームのイラスト制作
ゲームに使用されるイラストを描く仕事です。ゲーム会社に入社してイラスト部門に携わるか、フリーランスとしてゲーム会社からの依頼でイラストを描きます。最近ではスマホアプリやカードゲームなども多く、イラストの需要が増えています。
キャラクターデザイナー
アニメーションや映像作品のキャラクターデザインの他、パッケージや文具用品に使用されるキャラクターを描く仕事です。フリーランスとして受注する他、キャラクター専門の制作会社がいくつかありますので、そこに入社して携わります。
映像の絵コンテ
あまり表には出ませんが、TVCMや映像作品の絵コンテを描く仕事もあります。実際に映像を撮影する前に、制作スタッフや出演者がイメージを共有するために描かれるのが絵コンテです。主に映像制作会社で作られますが、絵コンテ制作専門の会社も存在します。
ファッションデザイン制作
実際に服を作る前のデザインイメージを描く仕事です。基本的にファッションデザイナーが描くことが多いですが、ファッション業界や映像制作の現場で、服のイメージを制作スタッフが事前に共有して、全体のバランスを考えたり進行をするためのイラストです。
工業イラスト制作
こちらも基本的にはプロダクトデザイナーが描くことが多いですが、工業デザインの出来あがったイメージを描く仕事です。車のデザインや商品パッケージのデザインなど立体物のデザインを実際に制作する前にイメージするために描きます。また、取扱説明書などで使用されることもあります。最近ではCAD(キャド)と呼ばれる設計図を扱うソフトで制作されることが多いです。