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卒論の書き方と構成・項目別サンプル・卒論計画書の書き方

更新日:2024年01月24日

卒論は大学生にとってかなり重要な課題です。今回は卒論の正しい書き方についてジャンルや項目毎に説明します。卒論の書き方は、どの学部でもある程度決まっているので、書き方と体裁さえマスタしてしまえば非常に楽になること間違いなしです!

要旨の書き方

本論文の他に、卒論の要旨が求められる場合があります。こちらについては、A4一枚の範囲内で研究背景、研究方法、結果、考察を記載する必要があります。A4用紙にすべての内容を収めるのは困難であるため、研究背景や方法の細かい部分については、端的に記載する必要があるでしょう。

概要の書き方

基本的に概要と要旨は同じであると考えてよいでしょう。こちらについてもおよそ400字程度で記載しなければなりません。自身の卒論で一番言いたいことを述べられるように簡潔に作成することが求められるでしょう。

簡単にできる卒論計画書の書き方

卒論を作成する中で、大学によっては卒論計画書を作成する場合があります。こちらの書き方についてもこの項目では説明します。基本的な構成や書き方は卒論と変わらない場合が多いので、卒論本番の練習としてしっかりと書き方を覚えましょう

卒論計画書の構成

卒論計画書というくらいですので、必要な項目として、研究背景および問題提起、研究目的、研究方法、参考・引用文献が挙げられます。それぞれの項目についての書き方は前述の卒論の書き方を踏襲すれば問題ありません。

ただし研究計画書は学部3年生で書くことが一般的であり、情報収集や研究に対する理解が不十分な段階であるといえます。したがって、信頼できる書籍や論文を参考にしながら、情報収集を進めることから開始しましょう。

卒論計画書で最も重要といえるのが、研究の目的と研究方法です。特に研究目的に関しては、研究テーマの面白さに直結し、研究方法は研究テーマの実現性につながることからしっかりと記述する必要があります。特に研究目的の内容が教授陣に納得されると、卒論執筆までスムーズに進みます。

分かりやすい発表会レジュメの作り方

たとえ素晴らしい卒論が完成したとしても、卒論発表会がダメな場合には正当に評価されません。ちょっとした工夫で、発表資料はとても良くなります。ここではそのコツについて説明します。

1スライドには1テーマにしましょう

卒論発表会で言いたいことが多すぎて、スライドの中身が煩雑になることが多々見受けられます。そういったミスを防ぐためにも、一枚のスライドの中で必ず伝えたいことを決めましょう。書き方としては特に言いたいことをスライドの下に置き、そこに至る流れを残りのスペースで作成しましょう。矢印などを使用して、視覚的な流れを見せると良いでしょう。

スライド一枚の分量も極力少なくするようにしましょう。情報量が多すぎると、本当に伝えたいことがぼやけてしまいます。およそ1枚30秒から1分程度で説明できる分量が良いでしょう。

色や下線、太字は使うタイミングをあらかじめ決めましょう

スライドを強調する目的で、たくさんの色を使う場合やフォントの大きさを極端に変えて、スライドが散らかる場合があります。自身の中で色や文字サイズ、下線などを引くタイミングといった書き方にルールを設けると統一感のあるスライドになるでしょう。

例:
強調は赤字かつフォントは24、引用のフォントは18、下線は先行研究結果の強調に使用する。

基本的には卒論の流れにそって作成する

聴衆は貴方の要旨などを見ながら聞いている場合が多いです。スライドと要旨との間に流れの違いがある場合には、聴衆が混乱する場合があるため、そこから逸脱しない書き方を心掛けましょう。

図表は多めに

図表を用いることで、スライドの文字数が大きく減らすことが可能です。特にグラフは一目で結果が視覚的に理解できることから、データを扱う場合には積極的に利用しましょう。

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初回公開日:2017年10月28日

記載されている内容は2017年10月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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