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上手な実験レポートの書き方と例|考察/心理学/理科/中学生

更新日:2024年01月23日

学生時代は実験レポートに追われることが多いでしょう。実験レポートの良し悪しは成績を左右する重要な課題です。実験レポートの書き方や体裁をマスターして、楽にレベルの高い実験レポートを作成できるようになり、学業成績をUPさせましょう。

実験レポートのこの項目については、考察の部分と重なる点が多いといえます。とくに実験が失敗した場合や満足いく結果が得られなかった場合に、「なぜ失敗したのか」、「なぜ予想した結果が出なかったのか」といった部分を中心に、原因を考える書き方だと良いでしょう。

実験レポートのまとめの書き方

実験レポートの最後を飾るこの項目では、実験レポートの概要を簡潔に記載するとよいでしょう。書き方としては、①実験を行った目的、②実験の方法、③結果、④考察の順番に記載するときれいに記載することができます。

内容別での実験レポートの書き方

実験レポートと一概にいっても、多くの実験のジャンルがあります。実験のジャンルによってレポートの記載方法や重点が異なります。ここでは、心理学実験と理科系の実験の二つに分けて説明しましょう。

心理学実験について

心理学実験では、主に被験者を招聘して実験を行うことが一般的です。したがって、被験者の特徴(身長、体重、年齢など)を重点的に記載する必要があります。実験方法などの書き方については、実験環境や実験機器、介入方法について詳細に記載しましょう。

また心理学的実験では、得られた実験データに対して統計学的処理を最後に行って、効果の検証を行うことが一般的です。こちらの方法についても詳しく記載しましょう。

理科系の実験について

理科系では、特に実験の再現性が求められます。そのため実験方法についてより詳細に記載する必要があります。書き方としては、レポートを読んだ人が誰でも同じ手法で実験して同じ結果が得られることがベストです。したがって、先述の心理学実験と同じく、実験環境や実験機器、実験方法を詳細に記載することが求められるでしょう。

対象年齢別での実験レポートの書き方

実験レポートといっても、小学生の自由研究から大学生の卒業論文まで多岐にわたります。そこで今回は対象年齢別で実験レポートに求められる書き方を説明します。

小学生の実験レポート(自由研究)について

小学生の段階でしたら、先述の細かい体裁はあまり求められません。大まかにどういうテーマを決めて、何を行い、結果、という流れがあれば良いでしょう。説明する相手が小学生の先生や同級生なのが想定されるため、絵や写真などを多く取り入れて視覚的にわかりやすい書き方が望ましいです。

中学生の実験レポートについて

中学生の実験レポートの場合、多くは理科の授業で課されることが一般的です。そのため、実験内容をしっかり理解できるかが求められます。

書き方としては教科書などを参考に大きく逸脱しないことを記載する必要があります。想定される結果が出なかった場合には、出なかった理由を考察するとよいでしょう。また中学生の実験レポートでは、グラフを方眼紙などで作成する場合があり、方眼紙の目盛りを読み間違えないよう、慎重にグラフを作成しましょう。

高校生の実験レポートについて

高校生の実験レポートの書き方については、基本的に中学生の実験レポートの書き方を踏襲して問題ないです。実験内容をしっかりと理解できている旨が先生に伝わる書き方を心がけましょう。特に実験手法はセンター試験にも頻出するため、実験レポートを期にしっかりと覚えると良いでしょう。

わかりやすい実験レポートの書き方のまとめ

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初回公開日:2017年10月16日

記載されている内容は2017年10月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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