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「後で」の敬語表現・後での使い方と例文・別の敬語表現例

更新日:2023年12月21日

相手と仕事のやり取りをしているときに、資料などを送ることをあらかじめ口頭やメールで連絡することがあります。そんな時に使いたいのが「後で送る」といったフレーズです。今回は「後で」という言葉の敬語表現を例文を交えて紹介していきたいと思います。

「後で」を敬語表現すると?

丁寧な言葉遣いで表現をすると、「後で」は「後ほど」と直すことがほとんどです。

ビジネスに置いては、相手が社内の人間ではない限り、「後で」と言わないように気を付けましょう。社内で会っても目上の方には「後ほど」を使うことをします。

文章の場合は、「後ほど」を「のちほど」とひらがなで表現すると、すこし柔らかい印象を与えることもできます。同じ敬語の言葉でも漢字の有無で相手に伝わる印象は変わってきます。

「後で」の敬語での使い方は?

「後で」の敬語での使い方をご紹介していきます。

「後で」を使って何かの連絡や渡したいものがあることを伝えたい場合、敬語で伝えるにはどのように表現していくのかを詳しく見ていきましょう。

「後で」を敬語にすると「後ほど」という言葉になります。「後ほど」はとても便利な敬語です。「後ほど」には、はっきりとした期限がありません。やんわりと、今はできないとお断りするときに使える表現です。

「後で」とはどれくらいの期間?

そもそも「後で」とはどれくらいの間までが許されるのでしょうか。「後で」が実際にはどれくらいの時間を指しているかは分かりません。

多くの人の場合、最低でもその日の内に「後で」の連絡がくると認識している人が多いです。「後で連絡する」と言っておいて、2日後だったり、一週間後だったりすると相手は違和感や「遅い」と言った認識を持ってしまう恐れがあります。気をつけましょう。

「後で」の敬語に種類ってある?

冒頭で、「後で」を敬語に直すと、「後ほど」になると紹介しました。「後で」をそのまま敬語に直した表現は「後ほど」のみとなります。別の表現や、数日後になる場合の連絡で使える「後で」に変わる敬語表現は、後述の「別の敬語表現例」で紹介していきます。

「後ほど」は自分がこれからおこなう動作に対して使用できますが、「後ほどご確認ください」のように、相手の行動に対しては使えませんので注意をしてください。

「後で」というときの使い方とタイミング

連絡や資料が後追いになる場合に、「後で送る」と説明するために使うことが多いです。

少し間が空くようなやり取りの場合、何も連絡をせずに結果が出るまで相手を待たせることは、相手が依頼していたことが進んでいるのか不安を覚えてしまうことがあります。

事前に相手が望んでいる連絡や資料の作業を「こちらは忘れていませんよ」という意味で「後で送る」と知らせることで、相手は安心感を持つことができます。

トラブル発生中はとにかく素早く連絡を

ビジネスにおいては自分の担当範囲で問題が発生したときは、自分のミスでなくとも、上司に報告しなければならないことがほとんどです。「後で」障害状況や再発防止策を提出すると伝えることで、相手の仕事がスムーズに進む目途が立つので安心感が生まれます。

特に、トラブル発生時は焦っている場合も多いので、丁寧な対応をすることは大切です。相手の怒りを軽減させられる可能性がありますし、より信頼感を得ることができます。

その日のうちに送れずいつになるのかも分からない時は?

もし、期日も分からないような場合は、目安でもいいのでどのような状態になれば、相手の望むものが用意できるのかを丁寧に敬語で伝えることが大切です。

また、期間が自分の想像より多くかかっている場合は、きちんと待ち状態であることを定期的に敬語を使って連絡しましょう。待っているものが届いていないなどの理由を、メールや電話で「後ほど」などの敬語を使って伝えると、相手に安心してもらえて信頼関係が増していきます。

メールで「後で」というときの使い方

メールでのやり取りでは、あえて2通に分けて連絡することもあります。

例えば、セキュリティの問題で、パスワードのかかったファイルで1通、その後にパスワードように1通と2通で分ける場合があります。最初のメールで「後でパスワードを送る」と説明しておきます。

相手がそのメールを読んで、パスワードが後で届くことが分かりファイルを開こうとしてパスワードがかかっていても相手が混乱せずに済みます。

次のページ:「後で」を敬語表現するときの例文を紹介

初回公開日:2019年10月01日

記載されている内容は2019年10月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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