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大学で電験三種を取得する難易度・科目別の難易度・比較

更新日:2023年12月09日

電験三種の難易度とはどれぐらいなんでしょうか。広い学習範囲と高い専門性から出題されるため、非常に難易度の高い試験とされております。そこで今回は科目別の難易度を紹介します。これから受験を考えている人、受験する人の参考にしていただければと思います。

電験三種とエネルギー管理士との難易度の違い

エネルギー管理士の電気分野では、電験2.5種といわれるぐらい、電気分野の中では比較されることの多い資格です。そこで今回は、その電験三種とエネルギー管理士の難易度を比較してみました。

エネルギー管理士とは

電験三種もエネルギー管理士も、試験科目はともに4課目で、同じように科目合格制度があります。合格点は、エネルギー管理士が6割と固定ですが、電験3種は5割~6割程度と年度によって変化します。また、エネルギー管理士は、電気分野と熱分野に分かれています。

難易度の比較

電験三種の合格率は平均8.3%と10%を切っておりますが、逆にエネルギー管理士の合格率は平均23.2%と20%を超える合格率なんです。(エネルギー管理士の合格率は熱分野・電気分野の合計です)

この合格率だけを見るとエネルギー管理士の方が電験三種よりも合格率が高いので、難易度が低いように感じます。しかし、エネルギー管理士はマイナー試験であり、受験者のレベルが高いため合格率が高いんだという声があるのも事実です。

よって、一概にエネルギー管理士の方が難易度が低いとは言い切れません。

試験形式の違い

もう少し深掘りしてみました。試験形式の違いについてご説明します。

エネルギー管理士の文章問題では、文章問題中の空欄のうち一つでも正解がわかれば部分点がもらえます。

一方、電験三種は5択です。二つほど空欄の答えがわかれば、全く知らない問題であっても選択肢は絞られて正解を導ける可能性もありますが、仮にそれが間違っていたとすると、点数がもらえません。

電験三種と比較すると、エネルギー管理士の方が部分点がもらえる分、点数が取れやすいと言えます。

電験三種と気象予報士との難易度の違い

気象予報士は合格するには、勉強時間としては2500時間必要とされています。偏差値も63ほどです。

一方電験三種の勉強時間としては2000時間、偏差値としては53になります。

ちなみに、電験二種の勉強時間としては3000時間、偏差値としては64ほどです。
このように、資格の難易度としては電験二種と同じぐらいだということになります。

しかし、気象予報士は職業にするのが難しい仕事になります。気象庁に就職するかお天気キャスターになるかですが、どちらも狭き門のため、お天気マニアで終わってしまう方がほとんどです。

電験三種の需要は高まっている

電験三種は工業高校の電気科卒業程度のレベルと言われております、難易度は高く、長時間勉強する必要がある資格です。

一方で取得ができれば、会社からも業界からも活躍の場が一気に広げることができる資格です。資格がないと受電設備の保守・管理を行うことができないので、多くの企業から需要が高まっていますので、就職や転職に有利になることもあります。そのため、時間がかかってでもなんとしてでも手に入れたい資格の一つです。

必要なのはほんの少しの努力と諦めない力だけです。諦めずにコツコツを積み重ねることで、きっと手に入れることができます。みなさんも諦めずに頑張って下さい。

初回公開日:2018年04月09日

記載されている内容は2018年04月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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