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意欲的の意味/類義語・反対語/姿勢/意欲的になる方法/必要なこと/自己pr

更新日:2023年12月11日

仕事をする人はだれでも「意欲的」でありたいと願っています。積極的に仕事を成し遂げたいと考えています。でも、意欲を持ち続けることは難しいようです。「意欲的とはどのような態度なのか?」「意欲的になるためにはどうすればいいのか?」についてお伝えします。

意欲的の意味

「意欲」とは積極的に何かをやってやろうという気持ちです。進んで何かしようという心の働き、選び出した目標に向かって積極的に働きかける意志活動です。
「意欲的」とは積極的に何かを成し遂げようとしている様子のことです。選択した目標に到達しようと積極的に意志活動している様子です。
「意欲的」とは「強い意志を持って物事を成し遂げようとする態度」と言えます。

意欲的の類義語・反対語

意欲的の類義語としては「積極的」「自発的」「能動的」「やるき満々」「意気軒高」などがあります。
意欲的の反対語は「やる気がない」「無気力な」「だらけた」「モチベーションが低い」などです。

意欲的と能動的・自発的は少し違う

意欲的の類義語に積極的・自発的・能動的がありますが、反対語を見ると、少し意味が違っていることがわかります。
「積極的」の反対語は「消極的」です。自分から進んで何かしようとしたり働きかけたりしないことです。「能動的」の反対語は「受動的」です。自分から何かするのではなく、他から動作を受けることです。「自発的」の反対語はありません。
反対語から見ると、意欲的と積極的は「自分から進んで何かしよう」という点で同じ意味と言えます。しかし、意欲的と能動的・自発的とは少し違うようです。能動的も自発的も自分から動作することですが、「やる気満々」とか「意気軒高」という意味を含みません。
「意欲的」には強い意志や強い気持ちが行動や態度に現れているのです。

意欲的な姿勢とは

意欲的な姿勢とは、強い意志を持ち、目標に向かって積極的に進んで行く態度・心構えです。目標に到達する途中には様々な障害や妨害があります。意欲的な人はそうした障害や妨害に遭ってもくじけることなく、一歩一歩着実に目標に向かって進んで行きます。

自分の価値を値引きしない

意欲的な姿勢とは、自分の価値を値引き(ディスカウント)しないことです。自分に対する要求水準を下げないことです。
目標に向かって進んで行く時に障害や妨害があると、自分に対する要求水準を下げてしまう人がいます。百点満点を取るのはかなり難しいことです。最初から目標を80点に下げておきます。ところが、目標を80点に下げると80点取ることができず、60点70点取るのが精いっぱいになります。自分を値引きする人は「ま、いいか」と60点70点で妥協してしまいます。
要求水準・目標をどんどん下げていきますから、自分の力をフルに発揮することがなくなります。人間の能力は使わないでいると、衰退するばかりです。力が弱まりますから、挑戦する気力もなくなります。
意欲的な姿勢とは、常に自分の実力より少し上を要求水準として、自分の力を100%発揮しようとする態度です。常に何かに挑戦しようとします。

常に自分を向上させようと努力する

意欲的な態度の人は、仕事に必要な技能・知識を習得し、技能・知識を向上させる努力を怠りません。勉強して、仕事に必要な資格を取得します。目標到達に必要な能力を身につけ、その能力を向上させようとします。
意欲的な人は、自分を正しく評価しています。過小評価でも過大評価でもなく、欠点も弱点も含めてありのままの自分を受け入れ自己肯定します。自分という人間の存在価値を認めています。自分を客観的に評価して、不足している能力をつけたり向上させたりしようとします。時間がかかっても、常に自分を高めようと努力します。
自分を正しく評価した上で、上司や同僚が自分をどう評価しているかを、冷静に受け止めます。他人からの評価が自己評価より低い時は、謙虚に受け止めます。反省すべき点を改めて、自分を高めようとします。他者の評価を気にして、失望したり投げやりになったりはしません。

失敗を他人のせいにしない

意欲的な態度とは、ミスや失敗を他人のせいにしないことです。目標達成の途中で障害や妨害に遭ったりしても、「あの人と組むなんて運が悪い」とか「あいつのせいで仕事が計画通りに進まない」とか他人のせいにしません。全て自分の責任と考えて、自分で対処しようとします。
意欲的な人は自分を正しく評価していますから、自分の能力をよくわかっています。自信もあります。困難に遭遇した時は、「どうしたら障害を乗り越えられるか?」「どうしたら失敗を取り返せるか?」と前向きに考えます。「同じ失敗を繰り返さないために、どうすれば良いか?」「自分のどこが悪かったのか?」ときちんと反省して、次の目標に立ち向かいます。
仕事がうまくいかなくても、周囲の人たちに不平不満を言ったり、グチをこぼしたりしません。

他人に思いやりがある

意欲的な態度とは思いやりのある態度です。
意欲的な人は自分の存在価値を認めています。自分の存在価値を認めている人は、他人の存在価値も認めて受け入れます。他人の気持ちや意思を尊重することができます。他人を思いやることができますから、自分の目標を達成するために無理な要求を周囲の人たちに押しつけることがありません。
上司・先輩・同僚・後輩の協力を得て、目標を達成しようとします。

意欲的になる方法

意欲的になる方法・やる気を出す方法にはいろいろあります。できるだけ実行可能な意欲的になる方法を御紹介します。

①ありのままの自分を受け入れる

意欲的になるためには、まず、ありのままの自分を受け入れることです。自分の短所と長所をよく見極め、自分を客観的に正しく評価します。すると、自分の能力を知り、自信が湧いてきます。
自分にできないこと・苦手な分野がわかれば、それを克服する方法も自然に見えてきます。自分の得意分野や優れた能力がわかれば、それで苦手分野をカバーすることもできます。
自分の存在価値を認めると、他人を素直に受け入れられます。周囲の人たちと協力して目標達成に向かって進んでいくことができます。

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初回公開日:2017年07月06日

記載されている内容は2017年07月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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