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「ぼちぼち」の意味/語源/使い方・関西弁との違い・類語5つ

更新日:2024年04月08日

関西弁で最も有名な言葉の筆頭といえば「ぼちぼち」と言う言葉が挙げられますが、この「ぼちぼち」と言う言葉にはどんな意味があり、どんな使い方をする言葉なのでしょうか。「ぼちぼち」という言葉を最も多用するであろう関西方面の使い方も含め、ご紹介しました。

文例2:ぼちぼちでんな

「ぼちぼちでんな」という使い方は、商売仲間などから今現在の売り上げの様子を聞かれた時に用いる言葉で「そこそこ稼げている」という意味になります。実は「ぼちぼちでんな」という言葉には深い意味があり、実は「おかげさまでぼちぼちやらせてもらっています」と言う言葉を短くした言葉という説があります。

「ぼちぼち」に似た大阪弁も知っておくと面白いかもしれません。大阪弁を紹介した本「ほな!!ぼちぼちいこか大阪弁」は、大阪弁の魅力が詰まっているのでおすすめです。興味がある方は是非読んでみてください。

「ぼちぼち」の類語

ぼちぼちという言葉と同じ意味合いである「ゆっくり」や、少しずつという意味の「徐々に」など、さまざまな類語があります。似た表現の場合に言い換えることができるので、知っておくと役立つでしょう。

類語1:徐々に

類語1つ目は「徐々に」という言葉で、少しずつ変化したり、ゆっくりと変わっていく様子を表しています。徐々にという言葉は日常生活の中でも使うことがよくあり、ぼちぼちに似ているので上手に使い分けましょう。

類語2:ゆっくり

類語2つ目は「ゆっくり」という言葉で、言葉通り急がずにゆっくりとして様子を表しています。「ぼちぼちやっていこう」という場合のぼちぼちと「ゆっくりやっていこう」という言葉はほとんど同じ意味なので、場合によって使い分けましょう。

類語3:じわっと

類語3つ目は「じわっと」という言葉で、ゆっくりとにじみ出てくる様子や確実に少しずつ進んでいることを表しています。「じわっとやりましょう」という使い方より、「ぼちぼち進めていきましょう」と使った方が分かりやすいでしょう。

類語4:追々

類語4つ目は「追々」という言葉で、少しずつ段々と物事が進んでいくことを表した言葉です。ぼちぼちという言葉もゆっくりと進んでいく、まったりとした様子を表した言葉なので、追々ともすごく意味や使い方が似ています。

類語5:次第次第

類語5つ目は「次第次第」という言葉で、徐々に少しずつ状況が変化していく様子を表しています。次第次第には、ゆっくりとも言い換えることができ、ぼちぼちという言葉にも繋がります。なかなか生活していく中で「次第次第」とは使わないので、ぼちぼちと言い換えて表現するといいでしょう。

「ぼちぼち」を正しく使おう

「ぼちぼち」と言う言葉の意味や使い方、そして大阪方面を中心に関西弁での意味や使い方を紹介させてもらいましたが、いかがだったでしょうか。日常会話で頻繁に出てくる言葉である関西圏では、「ぼちぼち」という言葉はとても多用に、しかも微妙なニュアンスをつかんで使い分けているのがよくわかりました。上手に言葉を使い分けて、生活しましょう。

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初回公開日:2018年01月30日

記載されている内容は2018年01月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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