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「ワイ将」の意味と使い方|語源・「ワイ将」を使った例文5つ

更新日:2024年04月17日

ネットスラングを知っていますか?最近ではSNS上だけでなくオフラインでも多用している人を見かけます。どういう意味で何を言っているのか気になることもあるでしょう。今回は、ネットスラングの一つである「ワイ将」について解説しました。

「ワイ将」とは

「ワイ将」とは、プロ野球において「虎将」「若大将」のようにプロ野球チームの監督を指す「将」と関西弁の一人称である「ワイ」を組み合わせたネットスラングのことです。ネットスラングとは、「インターネットスラング」を短縮したもので、「インターネット上で使われる仲間の間だけに通じる言葉」という意味があります。

ネットスラングと言う言葉の意味や元ネタを知らずに使っている方も多いでしょう。そのため、本来の意味や元ネタを知っている人と受け取るニュアンスが違う場合もあります。

読み方

「ワイ将の」は「わいしょう」と読みます。「ワイ」は「私は」「僕は」といった自分自身をあらわしていて、男女の区別は特になく使えるネットスラングです。2ちゃんねるの書き込みでみかけることが多いでしょう。

「ワイ将」の意味

「ワイ将」という言葉は、インターネット上で「私は」「自分は」という代わりに使われています。「ワイ」や「〇〇将」という言葉が使われ始め、徐々に使う人が増えていき一部に浸透していきたと言われています。

元々はプロ野球において球団の監督のことを「虎将」などと愛称で呼ばれていましたが、野球関連の話が展開されていく中で意味が変化したのではないかと考えられています。

「自分」などの1人称

「ワイ将」とは自分のことを意味するネットスラングです。使い方としては一般的な一人称と同じで「ワイ将、○○する」といった「ワイ将+行動」として使われます。

ワイ将の語源

「ワイ将」の語源は、2004年に設立した「なんでも実況ジュピター」、略して「なんj」からきています。「なんJ」とは、2ちゃんねるに存在する掲示板の一つで、その名の通り何かを実況するための場として作られました。

「なんJ語」は「なんでも実況J」で使われていた独特の言葉で、主に野球に関する言葉が多く、「ワイ将」も「なんJ語」の一つです。「なんJ」の利用者が野球好きで、2009年頃から野球に関する実況書き込みが多くなり、野球に関する小話・逸話に由来するようになったのではと言われていますが、いつ誰が広めたかまでははっきりと分かっていません。

ワイと監督という意味の将の組み合わせ

「なんJ」で野球に関する書き込みが多くなっていた頃、野球の監督を指す「〇〇将」という言葉がありました。〇〇の部分には、その球団を象徴する言葉が入り、例えば、阪神タイガースの監督のことを「虎将」という愛称で親しまれていました。

プロ野球チームの監督を指す「〇〇将」と、関西弁で自分のことを「ワイ」と呼ぶことから組み合わせた「ワイ将」というネットスラングができたのです。

ワイ将を使った例文5つ

「ワイ将」というネットスラングは、「私は」「自分は」と言う意味で使われ、ネット上の人々に報告するような文章によく見られます。これは、2chやニコニコ動画で使われることが多い言葉で、関心を持たない人にとっては意味が通じません。

そんな「ワイ将」を使った例文を紹介していきます。

例文1:ワイ将彼女ができる

「ワイ将彼女ができる」は、「私に彼女ができました」という喜びをネット上の人々に報告する時に使われます。

2chで書き込みしている人にとって、彼女ができることは一大事なことです。そんな時に、彼女ができた喜びを2chのみんなに報告するときに「【朗報】ワイ将ついに彼女ができる」といったスレッドを立てたりします。

例文2:ワイ将ゲームで詰む

「詰む」というのはネットスラングのひとつで「全てが終わった」という意味で使います。ゲームをしていて攻略が不可能な状態に陥ったり、セーブが全部消えてしまったりしたときに「【悲報】ワイ将ゲームで詰む」といった使いかたができます。

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初回公開日:2018年01月23日

記載されている内容は2018年01月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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