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「慢心」の意味と使い方・例文5コ・「油断」との違い・ことわざ

初回公開日:2018年01月12日

更新日:2020年08月20日

記載されている内容は2018年01月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

ミスをしたときなど「慢心するな」と上司や先輩に叱られたことはありませんか?「注意したつもりなんだけどなあ」と思ったあなたは、ひょっとすると「慢心」の意味を勘違いしているのかも?この記事では「慢心」の意味や使い方、語源などを紹介します。

「慢心」の意味

「慢心」は「心の中で自分のことを自慢すること。おごり高ぶる心。」という意味を持ちます。自「慢」する「心」とかいて「慢心」です。

「慢心」の気持ちを持ったことがある方も、いるのではないでしょうか。この記事では、「慢心」の語源やことわざを解説し、使い方を学んでいきます。

自分の知識に「慢心」せず、学んでいきましょう。早速見ていきましょう。まずは、語源と「油断」という言葉との違いについてです。

「慢心」の語源

仏教の「煩悩」の大別の1つ「五上分結」で述べられている「慢」が「慢心」の語源と言われています。

「慢」には、自分をより高く位置付け、他者を見下す「思い上がりの心」という意味を含みます。その根底には、ありのままの自分を認められず、他者に自分をよりよく見せたいという拘りが煩悩として働いているとのことです。

「煩悩」は、心身にまといつく欲望という意味を持ちます。人間の持つ欲望の心により、この言葉ができたのでしょう。

「油断」との違い

「油断」は、気をゆるめることや、注意をおこたること、という意味です。「慢心」とは意味や使うタイミングが少し異なります。

「油断」に「自分を高めて他者を見下す」「得意げに自慢する」「うぬぼれる」と言った「慢心」と同じ意味はありません。「おごり高ぶる気持ち」=「慢心」があることから「油断」してしまい、トラブルに巻き込まれることがあるため、両者の意味を混同してしまうのでしょう。

「慢心」の使い方

「慢心」を使った例文を参考に、「慢心」の使い方の学習をしていきます。「慢心」はどのような使い方をするのか、どのような言い回しをするのか、確認していきましょう。

「慢心」はうぬぼれる、おごり高ぶる気持ちといった意味を持ち、自分や他人など「人」へ使うことの多い言葉です。多様な表現方法を確認し、日常の会話において、間違った使い方をしないように心がけましょう。「慢心」な気持ちを捨て、順に解説していきます。

「慢心」を使った例文

「慢心」について例文を紹介していきます。例文は5つありますので、しっかり確認していきましょう。

これから示す例文を確認しながら、ぜひご自分でも一例、作ってみましょう。学んで、実践することでさらに理解は深まります。

言い回しや使い方が難しいと感じる方は、例文をよく見て参考にしましょう。実際に日常生活で使う場面を想像してみるといいでしょう。

では、さっそく見ていきましょう。

例文1「慢心する」

例文:彼は実験の成功に慢心する

この例文では、実験の成功に気分が高まり、鼻高々になっている彼を表しています。恐らく、難しい実験だったのでしょう。誇り高い様子が伺えます。

もちろん、慢心することは悪いことではないのですが、いつまでも続けてはいけません。その状態でいるといつしか足をすくわれてしまうので、切り替えて再び修練する気持ちが大切です。そして、周りは次々と新しい何かを生み出していると念頭に置きましょう。

例文2「慢心していた」

例文:彼は自分の実力に慢心していた

過去形の表現になると、ニュアンスが変わってきます。後悔の念が伺えます。

彼は自分の実力にうぬぼれ、修練を怠っていたのでしょう。ある日、彼を上回る者が現れ、後悔をしている様が目に見えます。「時すでに遅し」という言葉がぴったりですが、何事も修練を怠っていれば、停滞もしくは下降してしまいます。

もっと自分の実力を見極めていれば、と後で後悔しない行動をとりましょう。

例文3「慢心を抱く」

例文:自分の才能に慢心を抱く

「慢心を抱く」は「慢心する」と同じ意味の表現です。「慢心」を名詞として使った際の表現になります。

「慢心」と「油断」は意味が異なると述べましたが、使用する状況は同じタイミングです。「慢心」をしていたため、「油断」してしまった、というように、セットになって使われることが多いです。

この例文でも、自分の才能に慢心している状態ですが、この後、油断をしてしまう可能性は大きいです。

例文4「慢心させる」

例文:自分が勝つために、彼を慢心させる

この文では、「慢心」を作戦として使用しています。相手が慢心することは油断を生み、勝負においてはこちらが有利になる状況を作れると作戦を練ったのでしょう。自分や周りの力で彼を褒め讃えたのでしょうか、いい作戦に見えます。

これまで述べてきたように、「慢心」により、「油断」が生まれ、後悔してしまうという状況に陥ることがよくあります。手段として、面白い一手に思えます。

例文5「自信が過ぎて慢心に変わる」

例文:彼はこの戦術に対して、自信が過ぎて慢心に変わる

相手を負かすことのできる素晴らしい戦術を思いついたのでしょう。その戦術を使うことを考えるだけで、わくわくしてしまうほどのいい作戦です。

しかし、そのうぬぼれが、敵に隙を衝かれる要因になりえます。自信は大切ですが、慢心となってしまえば、その戦略も上手くいかなくなってしまうこともあるでしょう。最後まで気を抜かず、油断せず、戦い抜きましょう。

「慢心」が入った名言/ことわざ

続いて、「慢心」の言葉が入った名言やことわざを見ていきます。「慢心」の意味や使い方を学んだ方へのプラスの知識になります。

この名言やことわざを理解するには、「慢心」の言葉への知識が必須です。さらに理解を深めましょう。

また、「慢心」という言葉に限らず、いろんな言葉のことわざや名言をあまり知らない方は、興味を持って覚えるようにしましょう。その知識は決して無駄にならず、人生を豊かにしてくれるはずです。

「慢心は人間の最大の敵だ」シェイクスピア

シェイクスピア、16世紀のイギリスの劇作家、ハムレット・ロミオとジュリエットなど数多くの傑作を生み出した彼はその名言に続けて、こう述べています。

運命をはねつけ、死を嘲り、野望のみを抱き、知恵も恩恵も恐怖も忘れてしまう。

「慢心」をすることで、大事なものを失ってしまう恐ろしさを語っています。自分の野望にとらわれ、本当に大切なものを見失ってはいけません。「慢心」せずに謙虚に生きよ、と謳っています。

「慢心鼻を弾かる」

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