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「最後通告」の意味と使い方・対処法・類語|メール/会社

更新日:2024年04月23日

「最後通告」という言葉を突きつけられるととても驚き、焦ってしまいます。しかし、「最後通告」という響きに対し簡単に屈してはいけません。まずは冷静に理由と対策を確認し、ほんとうに「最後通告」なのかを確認しましょう。その方法と考え方について説明します。

「最後通告」と同じ意味で使われる「最後通牒」ですが、外交文書などではむしろ、「最後通告」よりもメジャーに使われていた言葉でした。しかし漢字や日本語として難しいことから、一般的かつ日常的に使われるのは「最後通告」の方が多くなっています。

最終通告など

「最後通告」と同じ意味や用途では「最終通告」も良く使われます。こちらは「最後通告」と全く同じ意味で、特に使用用途に違いはありません。

会社から解雇の最後通告をされた時の対処法

それでは、会社で上司や社長、人事などから「最後通告」という言葉と共に、何かを言い渡された場合にはどうすればよいのでしょうか。これまでにも再三注意や改善を要求されていたにも関わらず、あなたが応じなかった場合は致し方ありませんが、突然何の脈絡もなく「最後通告」と言われることもまれにあります。

多くの場合、「最後通告」の求めるものは「あなたの退職」です。あなたの怠慢や仕事への姿勢などの改善がされないことによるやむをえない場合は仕方ありませんが、言いがかりのような「最後通告」の場合は徹底して戦う必要があります。

それぞれの対応方法について説明していきます。

まずは理由を確認

「最後通告」という言葉と共に、何かを要求された場合、まずはその内容と理由を確認します。「最後通告」という言葉の重さや威圧感に驚き、焦ってしまうこともあると思いますが、まずは落ち着いてその内容を「最後通告」を言い渡した人物に確認しましょう。

それは自分の落ち度によるものなのか、その落ち度があったとしても何度も注意を受けていたにも関わらず自分が無視したり、改善をすることができなかった問題なのか、あるいはその「落ち度」は急に出てきたものであり、言いがかりに近いものなのか、などです。

自分の落ち度であり、さらには何度も注意を受けていたにも関わらず改善できていなかった場合には受け入れざるを得ないこともあります。例えば、何度も無断で遅刻や欠席をしており、上司に注意されたのに改善されなかった場合や、職場での勤務態度が著しく悪く、改善するよう求められていた場合などです。

改善したい旨対策と共に伝える

自分に落ち度があり、何度も注意や改善要求を受けていたにも関わらず、「最後通告」を受け取ってしまった場合には、それでも改善したい旨とともに、具体的な改善に対する対応策を相手に伝えましょう。

例えば遅刻が多いことによる「最後通告」であれば、「毎日必ず始業時間の30分前には出社しているようにします」などです。もちろん、この約束はその日から実行されなければなりません。

しかし「最後通告」という言葉にもあるように、「最後」です。もうこれ以上は見過ごすことができませんよ、という意味が含まれているため、そう何度もチャンスを貰うことはできません。そのため、「最後通告」が言い渡された時点でほとんどの信用を失っており、挽回のチャンスはごくわずかであり、自分がそのような状況にいることは決して忘れず、低姿勢でお願いするという態度も必要です。

自分が悪くない場合は簡単に応じてはいけない

会社では、時に自分が全く悪くないのに言いがかりのような「最後通告」を言い渡されることもあります。万が一身に覚えのない、何度も注意や改善要求を受けたわけでもない内容に対し「最後通告」が言い渡された場合には簡単に応じてはいけません。

最悪の場合、退職をすることになった場合その内容が「自己都合」によるものなのか「会社都合」によるものなのかにより、その後もらえる失業手当の額や、転職時の履歴書への記載事項が変わってくるなど影響も少なからずあります。

彼氏や彼女からの最後通告のサインと対処法

それでは、恋愛面において彼氏や彼女からの「最後通告」のメッセージを受け取った場合にはどうすればよいのでしょうか。多くの場合は長年一緒にいた相手からの「最後通告」です。突然である場合もあれば、お互いに潮時だと感じている場合もあります。

別れの「最後通告」の場合

お付き合いをしている相手からの「最後通告」がある場合、女性からの「最後通告」は比較的唐突であると感じられることが多くあります。しかし、男女共に必ずサインは出ていたはずです。

例えば連絡の返信やコールバックが遅かったりない場合や、デートなど会う頻度が依然と比べ、仕事などの理由もないのに減ってしまった場合などです。また、あなたといてもあまり楽しくなさそうであったり、「そういうところが嫌だ」などと口に出していた場合はまさに別れのサインです。

それでも「最後通告」という言葉とともにあなたに対し最後のチャンスを与えてくれている場合、やりなおすチャンスがあるという見方もできます。相手が何を不満に思っているのか、何を改善すれば付き合いが継続可能なのかをしっかりと話し合い、相手に向き合うことで、まだ別れを回避できる可能性は大きく残されています。

結婚生活における「最後通告」の場合

結婚相手からの「最後通告」があった場合、お付き合いよりもさらに重い「最後通告」となります。離婚は、恋人同士の別れよりもはるかに重く、手続きや処理が煩雑かつ周囲を巻き込む事態です。それでもあなたとの関係に対し「最後通告」を突き付けてくると言うことは相手はそれだけ嫌気がさしているということです。

サインは同じく、連絡の頻度や一緒に出掛けたり同じ空間にいることを避けるなどもありますし、残業や仕事などを言い訳に帰宅時間が遅くなったり、休日出勤が増えるなどもあります。

結婚生活における「最後通告」を突き付けられた場合はよっぽどの事態であると捉え、仕事なども極力キャンセルし、相手との話し合いの時間を早急に求め、結婚生活の改善について話し合う必要があります。

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初回公開日:2018年04月17日

記載されている内容は2018年04月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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