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「罹る」の意味と使い方・例文・類語・読み方・敬語・常用漢字か

更新日:2024年01月26日

「罹る」という言葉の読み方や意味をご存知でしょうか。この記事では、「罹る」の読み方、意味だけでなく、例文や類語、敬語表現など、かなり詳しくご説明しています。この記事を読み終わった頃には、「罹る」の読み方や意味、正しい使い方をマスターしていることでしょう。

「罹る」の読み方は?

「罹る」という文字を見たことがあるでしょうか。これは「かかる」と読みます。

なんだか難しそうな漢字に見えるかも知れません。それもそのはずです。この「罹」の漢字が漢字検定1級で出題される漢字だからです。漢字検定1級とは、合格率が約1割ほどしかない難しい検定なので、この漢字を今までに見たことがないという人も中にはいるでしょう。それぐらい難しい漢字なので、読めなくても恥ずかしがらなくて大丈夫です。

これを機に、「罹る」の読み方だけでなく、意味や使い方などを覚えましょう。

音読みは?

前述した「罹る」の「かかる」という読み方は訓読みになりますが、音読みだとどうなるのでしょうか。音読みでは「り」になります。

この「罹」の字が入った熟語の例を挙げると、「罹災(りさい)」「罹病(りびょう)」「罹患率(りかんりつ)」などが挙げられます。意味については詳しくは後述します。

「罹る」の意味は?

それでは「罹る」の意味について詳しくご説明します。

そもそも「罹」の漢字には、「ひっかかる」「かかる」「でくわす」といった意味がありますが、「罹る」という動詞になると、「病気にかかる」「災害にかかる」という意味で使われます。

「罹る」の使い方は?

上述したように、「罹る」は「病気や災害にかかる」という意味なので、病気になった場合や災害に遭った場合などに使われます。

「病気に罹る」に関しては、ウイルスなどの外部からのものに対して使われるため、自分の症状には使いません。「腹痛に罹る」「頭痛に罹る」「高血圧に罹る」など、これらはおかしな表現になるので注意しましょう。正しい使い方の例として、「ウイルス性胃腸炎に罹る」「風疹に罹る」「インフルエンザに罹る」などが挙げられます。

「災害」に関しては、そのまま使ってOKなので、「災害に罹る」と表現しましょう。

「罹る」の例文!

「罹る」の例文についてご紹介します。

「(病気に)罹る」と表現する場合は、ウイルスなどが外部から侵入した場合で使われます。前述しましたが、「熱」や「腹痛」などの症状自体に「罹る」は使いません。

インフルエンザなどの外部のウイルスに対して使う!

以下で「罹る」の例文をご紹介します。

「申し訳ありませんが、インフルエンザに罹ってしまったので、しばらくお休みを頂きます」

「息子がおたふく風邪に罹ってしまいました。本日、病院に連れて行きます」

「妊娠中に風しんや麻しんに罹りたくないので、今のうちに予防接種に行ってくる」

「クラスで水ぼうそうが流行ってる。自分もいつ罹るか不安で仕方がない」

「うちの娘は生後7ヶ月で突発性発疹に罹りましたよ」

「罹る」の類語は?

「罹る」というのは、主に「(病気に)かかる」という意味として使われますので、類語では「病気になる、病気に罹る」の意味を持つ言葉が類語になり、「病む」「患う」の動詞が挙げられます。

その他にも、「病床に伏せる」「(病に)冒される」「倒れる」「(健康が)むしばまれる」なども「(病気に)罹る」と同じような意味を持ちます。

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初回公開日:2018年06月11日

記載されている内容は2018年06月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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