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身だしなみの整え方・チェックリスト・身だしなみを整える効果

更新日:2024年01月08日

身だしなみは社会人として最低限のマナーです。うっかり身だしなみを忘れてしまうと周囲から残念な人だと評価されてしまうこともあります。体の部位別に身だしなみを整える方法や身だしなみを整える際にチェックしたい項目をご紹介します。

衣類のシワや汚れは清潔感に大きく影響する部分です。シャツはアイロンをかけてシワをとるだけで清潔感が一段階アップします。アイロン台を用意しなくてもハンガーにつるしたままアイロンがかけられるスチーム式アイロンを利用すると便利です。スチーム式アイロンは熱と蒸気の2つが分子レベルで繊維にはたらきかけてシワを伸ばします。

衣類の汚れは汚れたその日に洗うことが基本です。汚れを長時間放置していると汚れが繊維に沈着して落としづらくなります。部屋干しを行なっていて生乾き臭が気になる場合は、色柄ものに利用できるタイプの酸素系漂白剤を利用すると便利です。生乾き臭は不衛生な印象を与えてしまうため日頃の選択で解消しましょう。

シャツの袖や襟もと

真っ白なシャツの襟元がいつの間にか黄ばんでいたという経験を持つ人は多いはずです。シャツの袖や襟もとは汗じみで黄ばみやすいことが特徴です。衣類の汚れは蓄積していくため1回の洗濯で取れなかった汚れは次回以降も繰り越されていきます。シャツの襟元や袖が黄ばんでいると不潔な印象を与えやすいため、漂白剤を使って白さを取り戻しましょう。

黄ばんだ汚れの原因は汗に含まれる皮脂です。汚れがひどい襟元は台所用洗剤をつけて古い歯ブラシでこすって落とします。その後、40度くらいのお湯に漂白剤を投入して30分程度シャツをつけ置きします。シャツに漂白剤の成分が十分に浸透したら洗濯機を使って通常通りに洗いましょう。

ほつれや毛玉

冬場はシャツの上にウールやニットのベストやカーディガンを羽織る機会が増えます。ウールやニット製品は温かいですが毛玉ができやすいことが特徴です。毛玉ができ始めたら毛玉とりブラシで取り除くか、電気毛玉取り器を使用することがおすすめです。

しかし、頻繁に毛玉を取っていると衣類が薄くなったり穴が空いたりすることがあるため注意しましょう。お気に入りのニットは毎日着たくなりますが時々休ませることで毛玉ができることを防げます。

衣類の端から出ている糸を引っ張ると、とめどなくほつれ始める場合があります。だらしない印象を与えてしまうためできるだけ早めに修繕しましょう。ほつれが小さな場合は簡単に直すことができます。衣類にほつれがある場合は、接着剤式のほつれ止め液が便利です。

制服の場合は服装規定を守っているか

制服着用が義務づけられている職場の場合は、規定通りの制服を身に着けることが大事です。制服は常に清潔な状態で着用するようにしましょう。飲食店では店内が清潔でもスタッフが汚れたエプロンをつけていると不衛生な雰囲気になってしまいます。汚れる前に定期的なクリーニングを行ない、ボタンやリボンなどの付属物がとれてしまった場合は新しいものに付け替えましょう。

エプロンやベストのみが支給され、後はスタッフの私物を身に着けてよい職場もあります。そうした場合は職場の服務規程に従い、ガイドラインに即したものを身に着けることが大事です。制服はみんなが同じ衣類を着用するため、着崩したりオリジナルなテイストを加えると目立ってしまうことがあります。いい意味で目立つのであれば問題ないかもしれませんが、主張が強すぎると誤解されてしまうこともあるため注意しましょう。

傷んだ靴や汚れた靴

足元は意外に目につく部分です。靴の汚れはためこまず毎日こまめにブラシをかけて落とすことが大事です。後でやろうと思って放置したり、朝でかける前にやろうと思っているとうっかり忘れてしまったり時間が足りずに十分なお手入れができないため、帰ってすぐに玄関でささっと汚れを落とすことをおすすめします。

ビジネスマンの多くが履いている革靴の中には定期的なお手入れが必要なものもあります。ヌメ革やオイルレザー製の靴は油分や栄養分が足りなくなるとヒビ割れたりツヤが失われたりするため時々シューズ用オイルで補ってあげましょう。普段のお手入れはブラシで汚れを落とした後、乾燥した布で拭くだけで十分です。シューズ用オイルを使いすぎるとかえって靴を傷める原因となるため注意しましょう。

時計などの装飾品

職場によっては衛生面の理由から時計、指輪、ネックレスなどの装飾品を一切身に着けられないことがあります。貴金属には雑菌が付着しやすいことが特徴です。貴金属は一見きれいに見えても、細かいデザインの隙間に雑菌がたまりやすいため衛生面が重視される現場では身に着けないことが普通です。

時計や装飾品を自由に身に着けていい職場でも、時々は装飾品類の洗浄を行なって清潔感を保つことをおすすめします。時計は時間の経過とともに汚れが付着しやすいことが特徴です。皮脂やほこりなどの汚れが混ざり合って酸化すると金属の表面が黒ずんでしまいます。定期的に市販の洗浄剤を利用するか宝飾品店で洗浄してもらうと安心です。

ハンカチ

汗を拭いたり手を洗ったあとの手をふくためにハンカチを持ち歩いている人は多いです。とくに暑い季節は汗を拭くために必需品です。ハンカチは毎日清潔なものを持ち歩くようにしましょう。シワシワで汚れたハンカチは清潔感を害するだけでなく、汚れたハンカチを使用すると雑菌を振りまいてしまう原因となります。毎日洗濯することはもちろん、アイロンをかけてきっちりシワを取りましょう。

また、洗った手をふいた後のハンカチは湿気をためこんでいるため、鞄の奥にしまうと鞄に湿気が充満してしまいます。鞄の中の嫌なにおいの原因となることがあるため、できるだけ乾燥しやすいバッグの上の方に置くようにしましょう。ガーゼ素材やてぬぐいのような薄手の素材のハンカチを利用すると乾燥しやすく清潔感を保ちやすいです。

におい

においは身だしなみのひとつです。どんなに清潔感あふれる身なりでも嫌なにおいを振りまいていては清潔感のある人物だとは思ってもらえません。

毎日入浴や洗濯をしていれば嫌なにおいを周囲に振りまく可能性は低いですが、洗濯ものを部屋干ししている人は生乾き臭に注意しましょう。生乾きの臭いは人によってはかなり不快なにおいに感じます。部屋干し専用の洗剤を利用することで生乾き臭を軽減できるため、気になる人は利用するといいでしょう。

また、自分の体臭を気にして制汗剤を使用する場合は無香料タイプがおすすめです。香料入りだと汗のにおいと混ざり合って不快なにおいに感じられることがあります。洗剤、シャンプー、オーデコロンなど香料が入っているものを複数利用している場合はそれぞれのにおいが混ざり合うことで、思いのほかにおいが強くなってしまう場合があるため注意しましょう。

身だしなみを整えて内面も磨こう

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初回公開日:2017年10月07日

記載されている内容は2017年10月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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