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「わかりました」の敬語の使い方|ビジネス/就活/メール/電話

更新日:2024年03月10日

さまざまなシーンでやりとりされている「わかりました」は、使う状況によって敬語に変換させる必要があります。特にビジネスマナーとして「承知しました」「かしこまりました」は普段から使えるように日頃から意識したい敬語です。相手やシーン別に、適切な使い方をご紹介します。

就職活動中には、面接の日時を知らせるメールに返信しなければいけないという場合があります。そんなときの「わかりました」を伝える返信は、どう書けばいいのでしょうか。

たとえば
「かしこまりました。それでは2月5日午前10時にお伺いします」
「承知いたしました。それでは2月5日午前10時にお伺いします」
のように返信するのがいいでしょう。

就職活動中から、使う頻度が高い敬語に関してはどんどん使って、社会人になっても慌てないよう日頃から慣れておくことが大切です。

先生に対して使う「わかりました」の敬語は?

先生に対して「わかりました」の敬語は、どう言えばいいのでしょうか。先生とは師弟関係にあり、目上の方には違いませんが、取引先や上司といったビジネスの絡んだ間柄とは異なります。

ただ、師弟関係であっても、普段より何かと交流があり、いつも質問に答えてもらっているような間柄であるなら、そのまま「わかりました」を使っても特に問題ないでしょう。

先生に対してのメール例文

先生からメールで講義について連絡があったときなど、どのように返信するのがいいのでしょうか。

たとえば、講義の休講に関してメールが来たとします。
「次回休講の件、わかりました。では、その次の講義に出席します」
と返信すれば問題ありません。

もし、普段から敬語に厳しい先生であれば、
「次回休講の件、承知しました。では、その次の講義に出席させていただきます。」
「次回休講の件、確認いたしました。では、その次の講義に出席させていただきます。」
というように返信しましょう。

先生との関係性にもよりますが、電話や直接会って話をしている場合は、あまり堅苦しくなく「わかりました」を使うほうがスマートです。メールの場合は文書が残るので、「わかりました」よりはさらに丁寧な「承知しました」がちょうどいいでしょう。

先生には「了解しました」を使っても大丈夫?

先生との関係性はビジネスの関係ではないため、あまりかしこまった敬語を使う必要はありません。

ただし、ビジネスの関係ではないとしても師弟関係にあり、目上の方には違いありませんので、同格や目下のひとに対して使う「了解しました」は使わないようにしましょう。先生によっては、言葉のマナーを重視するひともいますので、気をつけてください。

迷ったときに使える「わかりました」の敬語は?

相手やシーン、ツールや相手との関係性によって表現が変化する「わかりました」ですが、どれを使えばいいのか迷ったら、どうすればいいのでしょうか。

そんなときは、とりあえず「かしこまりました」「承知しました」「承知いたしました」を使いましょう。これらは、「わかりました」の敬語として、どんな相手でも失礼にあたらない表現です。迷ったときは、この言葉で対処してみてはいかがでしょうか。

「わかりました」の敬語をうまく使って好感度アップ

さまざまシーンで使われている「わかりました」という言葉は、使う状況によって表現が変化します。特にビジネスシーンでは、「理解した」「承諾した」の意味を持つ「わかりました」という言葉を使わずしてコミュニケーションは成り立ちません。

ビジネスマナーに沿った「わかりました」の適切な使い方を習得し、相手の方に失礼がないように敬語の変化を理解しておくことが大切です。

そして、「わかりました」の敬語である「承知しました」「かしこまりました」を、ビジネスシーンにおいても慌てるとことなく、適切に使えるように日頃から意識してください。そうすれば、相手との良好な関係が築け、好感度もアップすることでしょう。

初回公開日:2018年02月09日

記載されている内容は2018年02月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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