パートの面接の時の服装・面接の質問内容・志望動機の答え方
初回公開日:2017年11月09日
更新日:2020年08月28日
記載されている内容は2017年11月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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パートの面接の服装
パートの面接日時が決まり、さぁ面接へ行こうと思ったとき、まずはじめに考えなければいけないことは『服装』です。どのような職種の面接でも『清潔感と身だしなみ』が重要なポイントであることは変わりません。しかし、「スーツがいいの」、「私服がいいの」と迷ってしまうことがよくあります。そういうときは、受ける職種に合わせて服装を選ぶようにしましょう。
スーツで行くことが好まれる職種
いくつか箇条書きで例を出してみました。
・事務系のオフィスワーク
・銀行や不動産会社の受付業務
・百貨店
・塾講師
事務職や受付業務、百貨店などの接客、またはそこで働いている方々がスーツで働いているような職種は、パートの面接であろうとスーツで行くことが基本です。学生であれば、入学式などで着たスーツで大丈夫です。また、主婦の方でも上に書いたような職種であれば、しっかりとしたフォーマルスーツを着て面接に臨みましょう。
私服で行くことが好まれる職種
こちらも箇条書きで例を出してみました。
・レストラン、ファストフードなどの飲食店
・スーパー、コンビニなどの接客業
・家電量販店、100円ショップなどの接客業
こちらは『スーツで行くことが好まれる職種』とは違って、普段の仕事が制服であったり、私服にエプロンをつけているだけだったりする職種になります。こちらはかっちりとしたスーツを着ていく必要はありませんが、カジュアルすぎる服装はNGです。特にジーパンで行くのはやめましょう。
女性であれば、スカートでも膝丈のものやワンピースに襟があるジャケットなど落ち着いて見えるものがいいです。男性であれば、黒や紺のチノパンにジャケットなどで、こちらも落ち着いて見えるものがいいです。
工場のパートの面接の服装
少し特殊なパートとして、『工場でのパート』があります。イメージしづらい職場です。しかし、働いているパートさんたちは制服で働いていることがほとんどです。ですので、こちらも私服でかまいません。しかし、ジーパンはNGですし、色も派手でないものでジャケットなどを羽織って落ち着いた印象を与えるものにしましょう。
パートの面接の髪型
パートの面接では服装も大事ですが、髪型も重要です。面接先がお店であれば、そのお店に行ってみて働いている人たちを見てみるといいでしょう。その際は、「髪を結んでいるか」、「髪の色はどれくらいまで明るくていいのか」の2点に注目するといいです。
面接先が会社や訪れにくい場所の場合は、ロングヘアーの人は髪を結び、髪色はできるだけ黒にしていきましょう。女性の場合は多少の茶色は許されることが多いですが、いい印象を与えるためにも面接時は我慢して黒に近い色にしましょう。
パートの面接の質問内容
服装も決まり、次に不安になってくるのが面接の質問内容です。パートの面接では、そんなに難しいことが聞かれるわけではありませんが、対策は必須です。必ず準備しておくべき質問をいくつか紹介しましょう。
応募動機、志望動機
パートの面接に限らず、面接のはじめに聞かれる可能性が高いのが、『応募動機、志望動機』です。いきなり「志望動機は」と聞かれるのでなく「なぜうちで働きたいのですか」、「なぜうちの店を選んだのですか」という聞き方をしてきます。ざっくりとした志望動機を用意しておき、相手の質問に合わせた答え方をするようにしましょう。
今まで経験したことのある職種
基本的にパートの面接は履歴書を見ながらおこなわれるため、「今まで経験したことのある職種」についてはよく聞かれます。特に一つ前にしていた仕事については「なぜその仕事をやめて、うちで働きたいのか」ということを聞いてきます。
例えその仕事が「つらくて短期間でやめてしまった」、「何か大きな失敗をしてしまってクビになった」というマイナスな理由でやめてしまったとしても、そのまま答えるのはやめましょう。少しでもプラスの印象を与えられるような理由を考えておきましょう。
週に何日、一日何時間勤務できるか
ある程度面接が進んできて聞かれることが「 週に何日・一日にどれくらい勤務できるのか」です。面接官はあなたの大体の人柄をつかんだ後、「このパートさんは、実際にどれくらいうちで働いてくれるのか」を気にします。こちらは履歴書に記入する欄がある場合もあります。
面接に受かりたいからといって、過剰に申告するのはトラブルの原因ですので、絶対にやめましょう。主婦のパートさんだと、子どものお迎えなどあるでしょうから、譲れないところは必ず伝えてください。