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【業界研究】機械業界の現状・動向・課題について

機械業界は、私たちの日常生活に深く関連する製品の生産に欠かせない設備機器を提供している業界です。家電や自動車、船舶、航空機から環境・宇宙開発といった技術まで対象とする産業は多岐にわたり、現代においてはほとんどの産業を支えているといっても過言ではありません。

広報:PR(パブリックリレーションズ)とも呼ばれ、自社の宣伝活動を行う仕事です。基本的には、社外広報と社内広報の2つの業務に分類されます。

総務:企業の事業活動が円滑に進むように支援する仕事です。人事、法務、経営企画等、会社の潤滑油といわれるほど業務の幅が広いことで知られています。

経理:毎日の事業活動にともなう取引の流れを記録し、経営状態を把握するための資料を作成する仕事です。出納業務と会計業務の2つが基本になります。

財務:資金の調達と運用を行う仕事です。また、事業の予算編成や実績管理も行います。

業界シェア上位3位

1位:三菱重工業:3兆3,495億円
2位:コマツ:1兆9,536億円
3位:ダイキン工業:1兆7,830億円

平均年収上位3位

1位:セガサミーホールディングス:890万円
2位:三井海洋開発:889万円
3位:栗田工業:848万円

業界の動向

各企業のIoT活用

さまざまなモノをインターネットでつなげることにより、さらに便利な生活を実現しようとしているIoT(Internet of Things)技術ですが、日本でも導入・運用する企業が目立つようになってきました。

・日立製作所:自社のプラントや交通インフラ設備にIoT技術を活用
・東芝:IoTサービス「マイスターシリーズ」を展開。現場作業から、データ分析まで対応
・富士通:IoT活用による工場の見える化を推進
・NEC:製造業向けIoTに着手
・オムロン:国内外の自社工場をIoTで連結
・三菱電機:スマート制御クラウドサービス「ダイヤプラネット」
・ファナック:工場の生産効率改善システムを開発

日本企業による現在のIoT活用事例は、大きく2つに分類することが可能です。

ものづくり、工事、介護、流通、小売、警備等の現場作業の変革を意図しており、人や物、環境をデータ化し、分析して業務の改善や自動化を実現するというもの

製造設備、ビル、商用車、スマートハウスといった製品に接続機能を持たせ、遠隔監視等のサービスを実現するというもの

ウエアラブル端末

ウエアラブルとは身につけるIT機器のことで、さまざまなセンサーや通信機能を備えています。最近では、メガネ型、腕時計型、リストバンド型等のタイプが登場し、体の状態を把握してスマホと連動させたりと用途は多様化しています。

・ソニー:腕時計やリストバンドなど
・東芝:活動量計の開発
・富士通:犬の首輪型の開発
・セイコーエプソン:医療やスポーツ分野中心に展開
・ブラザー工業:エアスカウターを展開
・NTTドコモ:汗で体脂肪の燃焼を計ることのできる端末を開発

市場動向

機械業界の市場規模は68兆3,436億円

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