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トリッキーの意味と使い方4選・トリッキーの由来

更新日:2024年01月11日

日常会話の中に時折出てくる「トリッキー」という言葉。どんな意味で使われているかをはっきりと説明しようとすると、いまいちピンと来ないことも多いのではないでしょうか。この記事では、いくつかの用例を紹介しながら、その意味についてまで紹介します。

使い方4:トリッキーな動き

おもしろ動画などで「鳥のトリッキーなダンス」や「猫のトリッキーな攻撃」などの動物の動きに対して使う場合「奇妙な」というニュアンスが合うのではないでしょうか。

鳥の一風変わったダンスや、猫の不思議な攻撃など、動物が真剣に取り組んでいるものであっても、人間から見たら奇妙でおもしろく見えます。

トリッキーの由来

「trick」と同じ意味をもつ「treachery」という単語が語源といわれています。

trickの「相手をだまそうとするようなたくらみ・悪意のないいたずら」という意味が「トリッキー」の「奇をてらったさま 」や「巧妙な」「油断ならない」という意味につながったと考えられています。

トリックとトリッキー

「Trick」
・Trick of the wind(風のいたずら)
・a magic trick(手品)

「tricky」
・tricky question(直球ではない、ひねった質問)
・a tricky lock(こつのいる難しい施錠)

トリックは、いたずらやだますという意味で使われ、トリッキーは扱いが面倒な時やコツがいる時に使われます。日本語でも英語でも、非常に近いニュアンスで使われています。

トリッキーは和製英語なのか

トリッキーは、和製英語ではありません。外国でも意味をもつ言葉として使われており、日本で作られた言葉ではありません。

トリッキーな性格

「トリッキーな性格」とは、「奇をてらった性格」つまり「わざと普通と違っていることをして、人の注意をひこうとする性格」と考えられます。

「トリッキーな性格」というのは、マイナスの印象を受けますが、会話の中では「あの人はちょっと変わっているよね」くらいのニュアンスで、使われている場合が多いです。

会話の流れによって、微妙に意味合いが変わってくる単語だといえるでしょう。

トリッキーを使ってみよう

「トリッキー」という言葉は、使い方によって微妙な意味の違いがあり、同じ文章の中で、同じように使われていても、その会話の状況によってプラスのイメージになったり、マイナスなイメージになったりすることがあります。

「トリッキー」は、ひとつの言葉でいくつかの意味を持ち、会話の世界観を無限に広げてくれる言葉です。その可能性を堪能しながら、皆さんも日常会話の中に取り入れてみてはいかがでしょう。

初回公開日:2018年01月09日

記載されている内容は2018年01月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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