漫画の鹿島みゆきを読んだ感想例・その後｜かわいそう/結婚
更新日：2024年02月06日
鹿島みゆきの声優鶴ひろみの経歴は？
鶴ひろみは、1960年生まれで2017年の暮れに亡くなられた有名な声優です。女優やナレーターで旧芸名は靏ひろみです。北海道で生まれ横浜で育ちました。鶴見高校卒業です。小学校2年生のときに姉と共に劇団ひまわりへ入団し、小学校3年生のときにテレビのコメットさんでデビューしました。その後も子供服のファッションショーやテレビドラマに出演していました。
子供の頃もテレビの洋画などの声優をしていました。高校3年生のときに、ペリーヌ物語の主人公役で本格的に声優としてデビューしました。その2年後に、おはようスパンクのキャット役も担当しました。1982年のわが青春のアルカディアのオーディションに受かったことを切っ掛けに青二プロダクションへ移籍して、亡くなるまで在籍しました。元夫は声優の難波圭一です。
仕事は？
鶴ひろみは強気な演技を得意とする声優です。ストレートな性格をしていました。舞台出演もしていましたが、1990年代以降はバラエティや報道番組などのナレーションを主体とした活動をおこなっていて、亡くなる直前まで仕事をこなしていました。死因は大動脈解離で、首都高環状線の車内で突然死しました。翌年、鶴ひろみを送る会が声優仲間主催で行われました。
鶴ひろみの役柄は？
鶴ひろみは数々のアニメキャラクターを演じています。
有名どころは、アンパンマンのドキンちゃんやドラゴンボールシリーズのブルマです。きまぐれオレンジ☆ロードの鮎川まどか役も有名で、他の声優に決まっていたところ、オーディションで急遽、決定したというエピソードが残っています。この役は鶴ひろみの中でも特に思い入れの強い役で、原作者のまつもと泉と親交がありました。
アニメ「みゆき」の鹿島みゆき役は鶴ひろみの代表作です。ベテラン声優の鶴ひろみさんの芸達者ぶりが伺えます。主役の若松みゆきを演じた荻野目洋子も、鶴ひろみを送る会に参加しています。中学時代に鶴ひろみと共演した荻野目洋子は、優しい人柄とチャーミングな声についてインタビューに答えています。
鹿島みゆきのあらすじは？
鹿島みゆきは、主人公・若松真人の同級生で憧れの存在です。才色兼備でおしとやかな鹿島みゆきは、学園のアイドル的な人物です。少し天然でおっとりとしたところも魅力ですが、平手打ちをしたりと、自分の意思がしっかりとした女性です。意中の若松真人に積極的にアプローチする姿も見せる、自立した人物です。
沢田みゆきは？
鹿島みゆきは最終回の傷心旅行で出掛けた北海道で、沢田優一と横断歩道でぐうぜん出会います。信号が青になり、歩み寄る2人。みゆきのアニメの主題歌である大ヒットソング、H2Oの「想い出がいっぱい」の歌詞と2人のシーンが重なります。2人のみゆきが大人の階段を昇って降りて、少女時代に終りを告げます。鹿島みゆきが沢田みゆきになる、未来への暗示です。
古いアルバムの中に思い出がいっぱい。大人の階段昇る君はまだシンデレラ、幸福を誰かが運んでくれると信じてる。少女だったといつの日か思う時がくるのさ。大人の階段降りる硝子の靴のシンデレラ。
浪人などは？
できる女性・鹿島みゆきは、最終的に恋に破れてしまいますが、彼女らしい引き際を見ません。主人公が優柔不断なばかりに苦しむ鹿島みゆきは、大和なでしこらしい側面を、作中でたくさん見せてくれます。学年有数の成績でありながら、恋人と同レベルの大学を選び、共に浪人までしてくれる尽くしぶりです。
鹿島みゆきの有名なシーンは？
鹿島みゆきといえば、大人しく大和撫子なのに、なぜかビンタをするシーンがあります。気が弱いわけではないんだ、いざというときには毅然とした態度に出ることができるという、男子が理想とする大人女子の要素を持った女性として描かれています。当時としては珍しい、額を見せる髪型で、女の子というよりは女性という立場で描かれている理想的なヒロインです。
スカートなどは？
みゆきといえば、パンちらシーンがよく出てくる漫画です。鹿島みゆきもスカートめくりの被害になんどもあっています。現代では問題になりえないシーンですが、時代もあり、爽やかなシーンとして鹿島みゆきの立場を物語っています。主人公にスカートめくりから守ってもらう場面など、鹿島みゆきの印象的なシーンとして記憶に残っています。
鹿島みゆきはもう1人のヒロインだ！
初回公開日：2018年04月05日
記載されている内容は2018年04月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。