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退職連鎖とは?|退職連鎖がおこる心理・例・止める方法

初回公開日:2017年08月01日

更新日:2020年06月16日

記載されている内容は2017年08月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

退職連鎖とは誰かが退職したことをきっかけに退職者が続出していくことを指します。退職連鎖が起こるのは様々な理由や心理があります。企業と退職者両方に悪い影響を及ぼすこともありますので防がなければならないものでもあります。今回は退職連鎖についてご紹介します。

退職連鎖とは

退職連鎖とは?|退職連鎖がおこる心理・例・止める方法
※画像はイメージです

退職というのはその職を退くこと、職を手放すなど仕事を辞めることを指した言葉です。連鎖とは鎖のように連なるということから連続するなどの意味を持ちます。つまり退職連鎖とは誰かが退職したことをきっかけにそれが連鎖し、続々と職場から人がいなくなるということを指します。

一口に退職連鎖と言ってもその原因は一つに限られているわけではありません。そもそも退職するにしても様々な理由が挙げられ、退職する理由の数だけ退職連鎖の可能性はあるとも考えられます。

また連鎖が起こりやすい状況や退職理由と言うものまた存在します。

職場環境の悪化

退職する理由として考えられるのが職場環境の悪さです。これは仕事内容や勤務時間、職場での人間関係、給料や待遇など総合して職場環境とします。上司との折り合いが悪かったり、拘束時間と今の給料では割りに合わない。自分のスキルと待遇が見合わないなどの不満が蓄積すると社員の退職率が上がります。

ここで退職連鎖が起きるのは一人が退職するときに職場環境を理由にしたときです。それぞれが思ってはいたが口に出さなかったという場合でも一人がそれを口にした、あるいはそれが原因で辞めたという噂が広がれば、不満が爆発して退職連鎖が起こります。退職連鎖の基本は誰かをきっかけに、それぞれの不満が群発的に爆発する点にあります。

会社の業績不振

職場環境が良かったとしても会社が業績不振で、経営が危機的な状況にあると退職連鎖も起こりやすくなります。そもそも業績が振るわないことで給料が減ったり社員の待遇が悪くなることも多いですが、それだけではなく会社に未来がないという事実も退職理由としては充分です。

今の会社に見切りをつけて退職するという人も多くなりますが、一番連鎖の発端になりやすいのが能力のある人の退職です。職場で能力のある人が真っ先に退職してしまうと万が一にも会社の業績を盛り返していくことが難しくなります。沈むと分かっている泥船に乗り続けることはなく、同じように新天地を求めて退職が連鎖していきます。

退職連鎖がおこるときの心理

職場で1人退職したことをきっかけに、連鎖して退職者が続出していく退職連鎖にはさまざまな理由があります。そして、退職する人たちにはそれぞれが仕事を辞めようとおもう心理が働いています。

退職連鎖の一番の原因は各個人の心理であり、同じ状況にあったとしても各個人が辞めようとおもう心理が働かなければ退職連鎖は起こらないといえるでしょう。

退職連鎖が起こるときは、人はどのような心理状態にあるのでしょうか。退職連鎖が起こるときの人の心理は大きく分けて3パターンあると考えられています。

将来への焦り

退職する理由が何であったにせよ、退職連鎖が起きるときの心理としては将来への焦りを抱えている人が多いです。誰かが退職したことでその退職理由を聞いたり、自分が退職することなどを想像し、そもそも自分はなぜこの職場にいるのか。この職場に居続けても大丈夫なのだろうかなどを考えて将来への焦りが生まれる場合があります。

やりたい事やなりたい姿がある場合には特にその傾向は顕著で、理想像と照らし合わせて現状とかなりかけ離れていれば退職を考えます。高い志を持っている人はすでにこのような考えが心のどこかに眠っている場合も多く、誰かの退職をきっかけにそれが強く呼び起こされたとも考えられます。

会社に留まる理由がない

能力の高い人や尊敬している人が途中退職した場合にも連鎖が起こりやすく、その人が慕われていればいるほど連鎖は起こりやすく、また大きくなると考えられます。

職場自体にはそれほど愛着がなく、その人がいたから頑張れた、目標を持って仕事に取り組むことが出来たなどの場合は特に退職連鎖が起こりやすくなります。その人がいなくなることで自分も会社に留まる理由がなくなり、職場や仕事に興味を示せない以上ここにいても仕方がないと感じ退職連鎖が起きます。

尊敬する上司が辞め、部下が辞める。辞めた部下の後輩も先輩に憧れていたため目標を失い辞めるなど上から下にも伝染しやすいです。相手との繋がりが強いほどに起こりやすくなります。

職場に残ると損をする

何らかの理由で退職連鎖が起こったとき、それがかなり初期段階でまだ数人しか退職しておらずこれで退職連鎖は終わるかと思った矢先にさらに続けて退職者が出るということもあります。

最初の数人は退職に関して明確な理由がありますが、後で退職する人たちに関してはこの職場に残ると損をするかもしれないという想いで辞めていることが多いです。誰かが退職をすれば、退職者の仕事は残った社員が引き継がなければなりません。数人辞めれば数人分の仕事が上乗せされ、これが続けば更に自分の仕事が増え続けると思い、そんな苦痛を負うぐらいであれば先に退職するということで同じことを考えた人たちの連鎖が起こります。

職場の退職連鎖例

様々な理由が考えられる退職連鎖ですが、実際の職場ではどのようなことで退職連鎖が起こっているのでしょうか。退職連鎖が起きるのは会社が何らかのトラブルを抱えているからです。そのトラブルによって様々なことが起こり、それが結果的に退職連鎖に繋がることも多いです。

リストラによる退職連鎖

退職連鎖は自らの意志で退職するものだけに限らず、企業からの退職勧告。つまりリストラによる場合も多いです。リストラには退職連鎖が起こる様々な要因が含まれています。

会社がリストラを行うのは業績不振により人的コストを下げるためです。また業績不振に加えて社員が辞めさせられることで企業に対しての不信感が募り職場環境が悪くなります。リストラによって会社を立て直そうとしたものの、それが原因で退職連鎖が起き、働ける人がいなくなり企業が破綻してしまうということも少なくありません。

社員の退職連鎖を止める方法

退職連鎖が起きるには様々な理由や原因があるので、それを取り除くことが出来れば退職連鎖は防ぐことができます。退職連鎖は企業に大きなダメージを与えるものです。それを防げるかどうかが企業の将来を占うものにもなりますので、必ず防がなくてはなりません。

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